モントリオール式ベーグルはいかが?深沢「ベーぐるもへある」

パンよりもあっさり。そして小麦の風味をより一層感じるベーグルは、特に女性に人気ですよね。

シンプルな味わいなので、中に好みの具材をはさんで食べるのもおススメのスタイルです。

ニューヨークから入ってきたという印象のベーグルですが、カナダ・モントリオールでは24時間、ベーグル屋さんが開いていて、夜中に遊びに出ていた人が、日本でいうところの「〆の一杯(ラーメン)」ならぬ、「〆のベーグル」をかじるのだそう。

また、たくさん買ってそれを朝ごはんにするなど、つまりそれぐらい、親しまれている食べ物だということ。

そう、教えてくれたのが鎌倉・深沢にある「ベーぐるもへある」のオーナー・左奈田さん。

今回はこれまで食べたことのなかったモントリオール式ベーグルの専門店をご紹介します。

ツヤツヤでモチモチ。モントリオールスタイルのベーグルのおいしさ!

モントリオール式のベーグルとニューヨーク式のベーグルの違いはいくつかありますが、中でも大きな違いの1つは、ゆでる水にハチミツを入れること。

このハチミツ入りのお湯をくぐるせいかほんのりと甘みが感じられ、よりもっちり、よりつややかな光沢が生まれるといいます。

食べると確かにもっちもち、その上しっとり!甘みもあるのでこのままでもおいしく食べられます。

弾力があるので噛む回数も当然多くなるため、1個でお腹いっぱいに。ベーグルのカロリーはそこまで低くはないですが、パンと違って油脂がない分、ヘルシーさが人気です。

もしかしたらこの噛み応えも満腹中枢を刺激するのでいいのかもしれません。

それにしても、このままで十分、おいしいベーグル(何も加えなくても)でした。

ベーグルを学びにモントリオールへ。夢は本場のスタイル

お店の中にはオープンスタイルで、ベーグルを焼く釜があり、ここで焼き立てが出てきます。

ニューヨーク式は、ガスで焼き上げるのが定番ですが、モントリオール式は釜で焼き上げるそう。

「モントリオールではベーグルが滑り台からどんどん滑り落ちてくような機械があるのですが、いつかその機械を入れて作れるようになるのが目標なんです。」

左奈田さんがモントリオール式のベーグルに出会ったのは語学留学でカナダを訪れていた時のこと。

あまりのおいしさに、留学を終え帰国後に、今度はベーグルのつくり方を学ぶために再度、カナダへ。

帰国後、この鎌倉に2018年、「ベーぐるもへある」を現在とは違う場所でスタート。そして今年の8月に古民家を改造してリニューアル・オープンしました。

メディアにもたびたび取り上げられる評判のお店になっています。

1番人気はゴマの風味が香ばしい「せざん」。お手製のクリームチーズはマスト!

シンプルなプレーン「なちゅる」、ケシの実がまぶしてある「ぱぼ」、生のブルーベリーが練り込まれた「ぶるえ」など、店頭には約8種類のベーグルが並びます。

その中で1番人気なのがゴマの風味が香ばしい「せざん」。モントリオールでも大人気なんだそう。

このベーグルにぴったり合うのが、クリームチーズ。「ベーぐるもへある」には自家製のアレンジを加えたクリームチーズがありこちらもぜひ、試してほしいおいしさ!

「アーモンドハニー」、「甘夏」など甘めなものもあれば「ベーコンネギ」などもありました。

これがガーリック風味の「エブリシング」のベーグルによく合います。

モントリオール式のベーグルをまだ試したことがなかったら、ぜひ。通販でも買えますよ。出会ってみてください!

ベーぐるもへある
・住所: 神奈川県鎌倉市常盤327-1
・アクセス: 湘南モノレール湘南深沢駅から約徒歩12分。
・TEL:0467-38-8289
・営業時間: 7:00~18:00
・定休日:木曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。