通るたびに雰囲気のいい骨とう品屋さんがあるな、と思っていたのです。
調べてみると、創業50年の老舗お茶専門店“日の出園”でした。
おうち時間に日本茶をじっくり味わいたい。
というわけで、さっそく行ってみました。
逗子方面から国道24号線直進、葉桜団地入口右折。
お茶専門店“日の出園”は、葉山の閑静な住宅街、葉桜団地のど真ん中にあります。
店右手に2台分のパーキング。
停められない時は、お店に相談してください。
まずは、手炒りを極めたほうじ茶を選んでみよう
お店の入口にどーんと機械が置かれています。
何だろう?と思いつつ、ガラガラガラ…引き戸を開けて店内へ。
「あれは何ですか?」
奥様によれば、ほうじ茶を作る「焙煎器」だそう。
この機械で、看板商品の「手炒りほうじ茶葉山しおさい」を日々、焙じています。
弱火でじっくり焙じると、甘くて香ばしい香りと爽快感が楽しめるそうです。
ご常連の男性が「手炒りほうじ茶葉山しおさい」をごっそりお買い物していました。
孫も小さい時からここのほうじ茶を飲んでいて、他のは飲めないよ、とのこと。
まずは、こちらを買いました。
自宅で、さっそく試してみると。
香ばしい香りが部屋中に漂います。
味わいは、さっぱりしていていくらでも飲めちゃいます。
「手炒りほうじ茶葉山しおさい」、私もたちまちファンになりました。
“日の出園”の奥様がすすめる茶葉、深むし茶も買わねば
「日本茶のこと、いろいろ知りたいのですが」
と伝えると、奥様が明るくお話してくださいました。
「茶葉には、このように種類があってね」
取り扱っているお茶の種類が一目でわかる一覧表があります。
じっくり見る間もなく、奥様のトークは続きます。
「手炒りほうじ茶と飲みくらべてもらいたいのが、静岡の深蒸し茶ね」
深蒸し茶とは、普通の煎茶よりも蒸す時間を2~3倍長くしたお茶。
静岡の茶葉は、山間地のものより葉肉が厚めで渋みが出やすかったそう。
そこで、60年ほど前からこの製法が主流となりました。
「深むし茶さわらび」は、一番摘みの高品質、渋みが抑えられて甘みが強く感じられる、とのこと。
長く蒸すので葉が細かくなるけど、とマイナス面もきちんと伝えてくださいました。
100g1,080円(税込み)で、コスパ抜群のようです。
葉山長柄の特産品とコラボしている、葉山しょうが紅茶
奥様は、レジ奥から出てきてまだまだ教えてくださいました。
「葉山長柄は、昔から生姜の生産地だったの」
「地元で採れた生姜をぜいたくに使ったのが葉山しょうが紅茶、おすすめよ」
葉山しょうが紅茶には、乾燥葉山生姜がたっぷり使われています。
紅茶も日本産、おしゃれな缶入りもあります。
50g820円(税込み)です。
何にでも入れられる便利な健康食品として、生姜パウダーも20g648円(税込み)
販売中。
新茶の季節4月下旬には、限定セールが
間もなく新茶の季節がやってきます。
さわやかな味わいを、今年こそしっかり舌に覚えさせたい。
“日の出園”は、この時期しか飲めない、日本各地の茶葉を厳選して届けてくれます。
品評会出品の茶葉、一芯二葉(新芽)の茶葉など、限定ご予約セールも。
消費税分サービス、おまけも付くらしいです。(奥様がそっと教えてくれました)
ご予約は、お早めに下記の電話番号までお願いします。
4月25日締め切り、お渡しは5月1日頃の予定です。
私は、さっそく申し込んできましたよ。
ゆったりしたい時、リフレッシュしたい時…。
自分の気分に合わせて、いろいろな日本茶を飲み分ける。
毎日がより豊かになりそうな予感がします。
日の出園 葉山本店
住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄1413-212
アクセス:車の場合)逗子方面から国道24号線直進、葉桜団地入口右折すぐ
電車の場合)JR逗子駅、京浜急行逗子・葉山駅からバス「逗18、19、20」乗車、福祉会 館入口下車、徒歩15分
電話番号:046-854-4629
営業時間:10:00~18:00(喫茶11:00-18:00 L.O17:00)
定休日:水曜日