世界一周を経て、地元に愛されるお店づくりへ。茅ヶ崎の中華ダイニング

茅ヶ崎エリア・藤沢エリアにお住まいの方にはおなじみの「加納グループ」。

居酒屋、餃子屋、バルなど、さまざまな業態のお店を8店舗展開しています。

中でも、刺激的な味わいがたまらないと友人が絶賛していた「アジアン中華」が楽しめる加納に行ってきたので、ご紹介したいと思います。

コロナ対応のためにお店を改修。2020年6月にリニューアルオープン

茅ヶ崎駅南口より徒歩約6分。

サザン通りを右折した先にあるのが「アジアン中華 加納ダイニング」です。

道路沿いに面したお店は大きな看板が目印で、前を通ると目をひかずにはいられません。

2014年10月にオープンした加納ダイニング。

新型コロナウイルスの影響を受け、2020年4月に店舗を拡張。

密にならずに食事を楽しめるお店として、6月にリニューアルオープンしました。

店内に入るとすぐにカウンター席があり、調理中の様子を見ながら料理やお酒を楽しむことができます。

この日も、常連さんらしき方が楽しそうに店主と笑い合いながら食事をしていました。

お店の奥には、座敷と個室があります。

座敷は掘りごたつ式。

脚が痛くなる心配がないのでありがたいです…!

自衛隊から世界一周。必要とされるお店を築くまでの道のり

加納グループのオーナーである加納利春さんは、自衛隊に入隊していたという特殊な経歴をお持ちです。

自衛隊で調理師免許を取得した加納さんは、その後飲食業界に身を投じます。

5年後には退社し、世界一周をしてカルチャーショックや人々の働き方に疑問を抱いたそうです。

こうしたさまざまな経験を経て、「人々に必要とされるお店をつくりたい」という目標ができ、地元である茅ヶ崎に加納グループの第一号である「加納食堂」をオープンしました。

お客様はもちろん、店舗のスタッフも大切にしている加納さん。

お店には、スタッフの提案から生まれたメニューも多数あるそうです。

人や地元を思う加納さんの気持ちがあるからこそ、茅ヶ崎で愛されるお店をいくつも経営されているんだな、と感じました…!

中華とエスニックの融合。白いごはん必須の絶品メニュー

メニューはタッチパネル式で、食事途中の追加も気兼ねなくできます。

お腹が空いていたので早く頼みたいところでしたが、おいしそうなメニューが80種類以上!

中華の定番である「青椒肉絲」や「黒酢入り真っ黒酢豚」の他、ごはん、スープ、副菜、漬物がセットになった「日替り定食」や「餃子・からあげ定食」もありました。

迷いに迷って、まずは「ヤムウンセン」をオーダー。

エビやキクラゲが入った、タイの春雨サラダです。

ヤムウンセンは私の大好物なのですが、タイ料理を食べられるお店が少なく…。

アジアン中華が楽しめる加納ダイニングでヤムウンセンに出会えて、感動しました。

ナンプラーの風味が後を引き、ツルっと食べられます。

大量にトッピングされたパクチーとの相性も抜群でした。

お次は、「四川風麻婆豆腐」。

ゴロっと入った豆腐とナスは、食べ応え満点です。

辛さの中にある花山椒のピリッとした刺激がたまりません。

白いごはんが進みます!!

見た目のインパクト大!ついつい箸がとまらない辣子鶏とは?!

そして最後は、「辣子鶏(ラーズーチー)」。

聞き慣れない名前のメニューだったので頼んでみると、この見た目に驚きました!

辣子鶏は、揚げ鶏のにんにく唐辛子山椒炒めを指すそうです。

大量の唐辛子にびっくりしながらも、恐る恐る食べてみると…

山椒とにんにくが効いていて絶品!

サクサクに揚げられた鶏の食感もクセになります。

見た目ほど辛さはなく、食べる箸が止まりません。

今回は単品での注文でしたが、帰り際となりのお客さんが頼んでいた定食を見て、ボリュームに圧倒されました。

男性でも間違いなくお腹いっぱいになるボリュームの定食が、700円前後で食べられるのは嬉しいですね。

もちろん、辛味のない料理も多く、辛い物が苦手な方やお子さんがいても安心です。

12歳以下のお子さんは半額になるラーメンもあるため、広々とした店内で家族ゆっくり食事を楽しむのもおすすめです。

がっつりと中華やエスニック料理を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

アジアン中華 加納ダイニング
住所:神奈川県茅ヶ崎市共恵1-6-9
アクセス:JR東海道線・JR相模線 茅ヶ崎駅より徒歩約6分/JR相模線 北茅ヶ崎駅より徒歩約23分
電話番号:0467-67-0157
営業時間:11:30~20:00(※新型コロナウイルスによる営業時間です)
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。