大船駅。JR東海道線や横須賀線、また京浜東北線の始発・終着の駅。
鎌倉観光に訪れて大船駅を通過することはあっても降り立つ人はそんなにいないかもしれません。
鎌倉市と言えば多くの人が頭に浮かべるのが、古都や湘南、江ノ電、由比ヶ浜などのイメージではないでしょうか。
大船は、「鎌倉のアメ横」ともいわれることもあります。そう、大船は鎌倉の一部です。
鎌倉市内なのに意外と知らない人も多い大船エリア
よくあるのが、「大船って大船市じゃないの?」という会話。
話の流れでどこに住んでるの?という質問に、大船エリアに住んでいる人は、鎌倉と答える人と大船と答える人は実は半々ではないかなというのが勝手な印象です。
引っ越す前に漠然と鎌倉は物価とかお高いのかもしれない、と思っていましたが、実は近隣のどこと比較しても引けをとらないであろう魅力的な商店街があります。
その商店街の名前は大船仲通り商店街。
それまで、スーパーで買い物をするのが主だった私も、越してきてからはもっぱら大船仲通り商店街で買物をするのが日常となっています。
肉屋に魚屋、八百屋、飲食店。おいしくてお得なお店がたくさん
長さにして200m前後くらいかという距離からするとコンパクトな商店街ですが、買い出しには便利なお店がずらりとその道路の両脇に軒を連ねています。
お肉屋さんは「ニュークイック」「ユータカラヤ」。通いなれたお客さんは「豚バラ500g、多めで」とオーダーし、スムーズです。
最後に多め、というのはオーダーしたグラム通りにはならないので、多めにするか少なめにするかということを聞かれるので先にお伝えしておくのがポイント。
魚屋さんは「鈴木水産」があります。本社はマグロで有名な三浦半島の三崎からも近い三浦にあって、神奈川を中心に店舗があります。
新鮮な魚介類がとても安いのでわざわざここまで買いに来る近隣の街の人もいます。年末にはカニやマグロがたくさん売り出すので、店内に入るお客さんを入場制限しているほど大盛況。
この「鈴木水産」は商店街の中に2店舗あり、「大船ジャンボ市場店」の真上には「鈴木水産」が経営する「回転寿司・豊魚」があります。
魚屋さん直営とあってネタが新鮮でおいしいと大評判です。
八百屋さんも数店舗あり、どこも驚くほど安い!近所の飲食店の人も買い出しに来ているのを見かけます。
食料品の中でも野菜は値段が天候でだいぶ左右される食材ですが、それでもお得感がありますよ。
その他、ドラッグストアにお茶屋さんも飲食店もたくさんあるので、便利です。
大船は鎌倉の下町の良さを楽しめるところ
そんな魅力的な大船仲通り商店街のある大船ですが、大船駅前には西友もルミネも、そして少し離れたところ(それでも徒歩圏内)にはイトーヨーカドーもあるので、洋服や化粧品もこの駅前でほぼ全て必要なものは揃います。
また、今年に入って大船駅の笠間口から先は横浜市栄区になりますがここに駅直結のグランシップもオープン。
ヤマダ電機も2フロア入っていて、家電関係もここで買えます。
いろんなショッピングが楽しくて遠くまで足を運ぶこともありますが、やはり生活に助かるのは使い勝手のよい商店街。
この大船仲通り商店街は「出没!アド街ック天国」でも紹介され、2位に選ばれています。
どこでも住めば都ではありますが、湘南の湘南のお洒落なイメージとは違う庶民的で活気のある大船はおススメの場所の1つですよ。
大船仲通り商店街
・神奈川県鎌倉市大船1丁目
・JR東海道線、JR横須賀線、JR京浜東北線 大船駅から約徒歩2分