鎌倉市、関谷。少し行けば横浜市と藤沢市の場所に「鎌倉野菜市場 かん太村」（以下、かん太村）があります。ここは鎌倉で育てられた鎌倉野菜の販売所で、新鮮な地元の野菜が購入できます。
「鎌倉野菜」が買える場所。野菜を使ったお弁当も販売
関谷地区は鎌倉市内で最大の農業エリア。ここで作られた野菜は鎌倉駅の近くにある通称「レンバイ」でも販売されています。
レストランでも見かける鎌倉野菜とは、特定の品種ではなくてこの土地で育ったというもので、山と海に囲まれ、温暖な地の良さが濃厚な味になるとして人気を集めています。
「かんた村」の名前の由来は、近隣の農家の子どもたちがクモで相撲をとる遊びをしており、ケンカ相撲の横綱の名前を「ハチマキかん太」と呼んでいたことから、馴染みのある「かん太」を付けたといいます。
そんな遊び心いっぱいの「かん太村」にはいろんな種類の野菜がいっぱい。どれも色が濃く、新鮮です。
中には自分ではあまり使ったことのない野菜などもあったりするので、どうやって食べるんだろうと考えるのも楽しみの1つですよね。
ただ、ちょうど訪れた秋分あたりは、夏野菜も終わりかけ、秋野菜はこれからだったため、野菜の端境期で少なめでした。
お話を伺うと10月後半になれば秋野菜が充実してくるそうなので、その時にまた再訪してみたいですね。
野菜をたっぷり使ったカレーや天丼なども販売。「かん太村」のカレーは鎌倉駅から徒歩7分ほどの場所にある「鎌倉野菜カレー かん太くん」でも食べられます。
水曜日のお楽しみ！移動販売のパン屋さん
また、この日は水曜日。パン屋の移動御販売も来ていました。このパン屋さんは「パン工房 ハローエレファン」。
神奈川県の湘南エリアを回る移動販売のパン屋さんで、鎌倉では「かん太村」に水曜日、また、手広に木曜日を巡回しています。
小さめな車には総菜系やスイーツ系のパンが豊富にあるので選ぶのも楽しく、ついつい目移りしてしまいそう。味もおススメですが、健康志向で「オメガ3脂肪酸」「ライスミルク」を使用していて、「葉酸」と「カルシウム」を強化しています。
こういう移動パン屋さんで要冷蔵のパンも買えるのはうれしいですね。
時間は12:00～12:30の30分のみと短いため、気になる人はご注意を。
地域のいこいの場としても。ピザ窯に流しそうめんも楽しめるBBQ
その他の楽しみ方として、「かん太村」には、隣にBBQ場が併設されており、。利用料金を払えば持ち込みの食材で気軽にBBQもできます。オプションサービスとしてピザ窯もあります。
もちろん、直売所にある野菜を購入して使うのもOK。その場合は調理器具の貸し出しもしています。
BBQの利用は、予約が必要なのでお忘れなく。さらに、3日前までに申し込めば流しそうめんも体験できます。（設置料別途必要）関東でも流しそうめんを体験できるところはそんなに多くはないので、子どもがいる人にもおススメですよ。氷使い放題のかき氷のオプションもあります！
貸し切りも応相談でできるので、気兼ねなく楽しむこともできます。自然の恵みを身近に感じられる直売所が近くにあるのっていいですよね。
鎌倉は専用のBBQ場がありません。ぜひ、こちらも利用してみてくださいね。
鎌倉野菜市場 かん太村
アクセス：JR東海道線・横須賀線大船駅からバスで約7分、関谷インターのバス停で下車し徒歩4分。
住所： 神奈川県鎌倉市関谷685-1
TEL： 0467-47-7475
営業時間： 10:00～17:00
定休日：水曜日
