大船の路地裏にある地元で人気のブーランジェリー「tekkona」

大船のメインストリート、大船仲通商店街から2本奥に入ると住宅も多くなり、いろいろ個性豊かな飲食店もあるエリア。

そんな路地裏にひときわ目立つオレンジのドアのお店があります。

今年でオープンから15年を迎える「Boulangerie tekkona」(ブーランジェリー テッコナ)。

いつ来ても買いにくるお客さんでにぎわう人気のパン屋さんです。

口コミで耳にした地元で評判のパン屋さん

鎌倉の、主に大船地区の人たちの買い物は駅界隈のためおいしいお店の情報は耳にすぐ入ってきますが、「tekkona」もその1つ。

「おいしいパン屋さんがある」というのを人づてに聞いたのがもう10年以上も前のことになります。

「tekkona」は大船には少なかったチェーン店ではないパン屋さん。今年で15年目を迎えます。そのおいしさから、すぐに評判になり、比較的わかりにくいところにあるにも関わらずいつも人が訪れています。

今はコロナ禍で一度に店内に入れる人数が3~4人と制限されているため、順番で外に並ぶ列ができています。

また、直接お客さんがパンをトレーに乗せる方式ではなく、ガラスのショーケースの内側にずらりと並んだパンを選んで店員さんが取ってくれるので、さらに衛生面でも安心できるのがうれしいポイントです。

常時80種類ものパンが並ぶ。一番人気は「大納言ミルク」

(一番左が大納言ミルク)

「tekkona」に行くといろんなパンがあるので、何にしようか迷うこともしばしば。しかもどれも200円前後とリーズナブルなので、ついつい何個も買ってしまうことに。

「平日はだいたい80種類くらいで、土日は100種類くらいになります」

と教えて頂きました。

店内の広さは(販売スペース)おおよそ4帖~5帖くらいと小ぶりながらこの種類の多さ!

つまりショーケース内には同じパンが5~6個ほどでたくさんあるわけではないので、行った時に何があるかも楽しみになります。

数ある種類の中で1番人気と教えてくれたのが「大納言ミルク」。

しっかりと歯ごたえがありながらしっとり、もっちりとしたパン生地は噛めば小麦の味がします。

このパンに甘く煮た大納言小豆がごろごろと入っていて、砂糖を加えたホイップしたバターのコクのある甘さといいバランス。

あんことバターの組み合わせはよくありますが、控えめな甘さの大納言が甘すぎないので飽きがきません。

コーヒーとの相性も抜群に良さそうですよ。

このパンのシリーズはどれも人気だそうで「栗・大納言」や「メープル・ノア・フロマージュ」もあります。

こちらもおススメ「コロッケパン」

その他の人気メニューは、と聞くとおススメされたのが「コロッケパン」。

柔らかくてもしっかりと弾力のあるパンにコロッケ、キャベツが挟まっていて結構なボリュームがあります。

これも210円とリーズナブル!

ソースとポテトコロッケとほんのり塩味を感じるパンはランチにもぴったりです。

ブーランジェリーとは、職人が小麦選びから焼成まですべて職人が行って焼いたパンを売る店のこと。

「tekkona」には惣菜パンがたくさんあるのでいろいろ試してみるのもおススメです。この総菜も中身はすべて自家製で、材料にもこだわっています。

また、食パンは人気があり、売れきれてしまうこともあるので手に入れたい人は早めに来店した方がよさそう。

足を運んでお気に入りのパンを見つけてみてください。

Boulangerie tekkona(ブーランジェリー テッコナ)
住所:神奈川県鎌倉市大船1-21-15
アクセス:JR東海道線大船駅から徒歩4分
営業時間:9:00〜19:00 
定休日:日曜日・月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。