パン百名店に選出!逗子の「Panya Cotto(パンヤコット)」

海と山に囲まれた逗子はおいしい食材に恵まれ、名店と呼ばれるお店も数多く存在する街。

そしてグルメサイト「食べログ」の「パン(East)百名店」に選ばれたお店が3軒もあるパン屋激戦区でもあるんです。

そのうちの1つである「Panya Cotto(パンヤコット)」は私もよく行くパン屋さんのひとつ。

改めてお店の魅力を探ってみようと思います!

駅から離れた住宅街にあるパンの名店

「Panya Cotto(パンヤコット)」は逗子駅から少し離れた小坪エリアにあります。

駅から歩くと20分位かかりますが、鎌倉駅行きのバスに乗り、「披露山入口」で下車するとすぐのところにあります。

お店の前には車1台分の駐車スペースも。

シックなグレーのドアを開けると、お日さまカラーの明るい店内の中央に、さまざまな種類のパンが並ぶショーケースが。

中をのぞくとベーグルやクロワッサンなどの定番のパンのほかに、りんごやいちご、金柑など季節のフルーツをふんだんに使ったデニッシュやおかずパンなどがずらり。

ここは買うものが決まったら店員さんに言って取ってもらうスタイル。

美しいデニッシュが並んでいるショーケースはまるでケーキ屋さんのようです。

それもそのはず、このお店のオーナーシェフと奥さまはパティシエだそうで、その経験をパン作りに生かされているのだそう。

ショーケースの手前の冷蔵オープンケースの中には、サンドイッチや今話題のマリトッツォも!

こちらのマリトッツォはブリオッシュの生地に生クリームとマスカルポーネチーズ、練乳を合わせたオリジナルのクリームをはさんだもの。

このクリーム、コクがあるのに軽くふんわりしていて、ブリオッシュとの相性もぴったり!やみつきになる味わいで、私もリピート買いしています。

右側のコーナーには常温で保存できるクッキーやラスク、ジャムなどが置いてあります。

私はクリスマスの時に限定販売されるこちらのシュトーレンの大ファンなんですが、なんと新商品としてチョコシュトーレンが売り出されていました!

フレッシュバターたっぷりのココア生地にラム酒に漬けたオレンジピールやレーズンが入った大人のシュトーレンだとか。これはバレンタインの時に買いにこなくちゃ!

このコーナーに置いてあるものは日持ちするのでギフトにもオススメです。

丁寧に作られた40種類以上のパン

私はパン・ド・ミ(食パン)やベーグルなどの定番のパンを買うことが多いのですが、今日は気になっていたキッシュなど、こちら4点を。

このいちごあずきは季節限定だそうです。

サクサクのデニッシュの中にはカスタードクリームが入っていて、その上にあずきクリームといちごがのっています。

ナイフとフォークを用意していただいてみると…意外に思えるカスタードとあずきの組み合わせがとってもおいしい!

甘すぎることもなく、いちごもいいアクセントになっていてペロリと食べてしまいました。あー、もうひとつ食べたい!

デニッシュ系のほかにも、キッシュやソーセージののったフォッカッチャ、豚まんならぬ豚ぱんなど、おかず系のパンも充実。

どのパンを食べても、ひとつひとつ丁寧に作られているのが伝わってきます。

お店の方にうかがうと、キーマカリーの入ったパンやオリーブオイルで揚げたあんドーナツなどの揚げ物系も人気だそう。

私のイチオシは月・金限定のフォカッチャですが、バゲットやカンパーニュなどのハード系のパンもオススメ。

風味が良く、あまりハードすぎないので毎日食べても飽きません。

お店の前には焼き上がりを知らせるボードもあるので、それをチェックして買いに来るお客さんも多いとか。

逗子マリーナや披露山公園に近いこともあって、土日にはお客さんがひっきりなしに訪れています。

夕方には売り切れてしまうことも。

ちょっと駅から遠いところにありますが、足を運ぶ価値のあるお店だと思いますので、ぜひ!

Panya Cotto(パンヤコット)

住所:神奈川県逗子市新宿4-13-7
アクセス:JR横須賀線逗子駅から徒歩20分、または小坪経由鎌倉行きのバスに乗車し「披露山入口」下車すぐ
TEL:046-873-7651
時間:8:30ー19:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。