湘南と言ったら海の幸が美味しいというイメージがありますよね。
私はたまに、新鮮なしらすのどんぶりを食べたくなります。
江の島周辺には海鮮丼や刺身定食を食べることのできるお店がたくさんありますが、
どのお店も多くの人で賑わっています。
限られた時間の中で並ぶ時間がないというときや、
海鮮も食べたいけどおしゃれなレストランも捨てがたい、どっちも食べることはできない。
そんなときの選択肢として知ってほしいお店があります。
メイン通りから少し離れた人気のお店
江ノ電の江ノ島駅から歩いてすぐのお店「浜野水産」。
メイン通りからは少し離れた川沿いにあり、なかなかひっそりと建っています。
ですが、地元の人には有名な美味しいお店で、
相模湾から水揚げされたばかりの新鮮な地魚やわかめを加工・販売しています。
特に浜野水産といえば「釜揚げしらす」と「生しらす」とだれもが知っているくらいです。
午前中が買い時の新鮮なしらす
朝に採れたしらすは、傷みが早いので、
水揚げされるとすぐに、販売できる状態にまで一気に加工されるそう。
加工方法によってその呼び名が変わるようで、
釜で塩茹でされたものが「釜揚げしらす」、
釜揚げしらすを天日干しにしたものが「しらす干し」、
![](https://th-espresso.lets-toho.com/wp-content/uploads/2020/08/3-2-2-914x1024.jpg)
水揚げされたしらすそのままのものを「生しらす」と呼びます。
お店にもその3種類があり、私は「生しらす」と「釜揚げしらす」をチョイスしました。
生しらすは250gで540円と定食屋さんで頼んだら3杯分のどんぶりにできそうな量を
とてもお手頃な価格で手に入れることができます。
他にもひじきなどの海藻も販売されていたのですが、
気になったのが、冷凍庫にあった「しらすの沖漬け」。
![](https://th-espresso.lets-toho.com/wp-content/uploads/2020/08/3-3-2.jpg)
こちらも水揚げされたばかりのしらすを、船の上で特製だれに漬け込んでいるそう。
足が早くて痛みやすい生しらすをもっと多くの人に美味しく
味わってもらうために考案された商品ということで、地元愛を感じますね。
ご飯にちょっと乗せても、お酒のおつまみとしても良さそうで
生しらすよりは日持ちがするということだったので試しに購入してみました。
おうちでも贅沢!しらすの2色丼
ということで、買ってきたしらすたちは、早速その日の夕食で食べることに。
![](https://th-espresso.lets-toho.com/wp-content/uploads/2020/08/3-4-2-1024x768.jpg)
パックを開けてみるとつややか生しらす。
この量のしらすをあまり見ることがないので、なかなかの迫力です。
![](https://th-espresso.lets-toho.com/wp-content/uploads/2020/08/3-5-2-1024x738.jpg)
釜揚げのしらすと一緒に盛り付けて、贅沢な2色丼に。
ご飯は少なめのしらす多めというお店ではあまりできない盛り付けで
おうち時間ならではのお得などんぶりにしていただきました。
新鮮でぷりぷりの生しらすと、ほのかな塩味とふわふわな身の釜揚げしらすは
ご飯を何杯でもおかわりできそうですね。
![](https://th-espresso.lets-toho.com/wp-content/uploads/2020/08/3-6-1024x768.jpg)
ちなみに沖漬けの中身はこんな感じでした。
買った当日はしらすのぷりぷり感を感じますが、日にちが立つとコクがでてきて
さらにご飯とお酒が進む味に変身していき、最後まで変化とともに楽しむことが出来ます。
一口にしらすといっても、漁師さんの想いからこんなに
おいしい湘南土産が誕生するなんて感激です。
ぜひ湘南に来た際はお土産候補にしてみてください。
浜野水産
住所: 藤沢市片瀬海岸1-1-5
交通:江ノ電 江の島駅 から徒歩3分
湘南モノレール 湘南江ノ島駅 から徒歩3分
小田急 片瀬江ノ島駅 から徒歩5分
TEL: 0466-22-5931
営業時間: 9:00~17:30
定休日: 年中無休