香ばしい香りに癒されるほうじ茶は、スイーツとしても人気のアイテム。緑茶と違った甘みで魅力がありますよね。
小町通りから若宮大路へ抜け、二の鳥居へ抜ける道沿いに長谷から移ってきた評判のほうじ茶のカフェがあります。
鎌倉散策の休憩にもぴったりな「ほうじ茶STAND」をご紹介します。
ほうじ茶は浅煎りで。京都のお茶屋さんに特注
「ほうじ茶STAND」にあるメニューは、ドリンクのほうじ茶の他に、「ほうじ茶すぎる!ほうじ茶パフェ」や「自家製-とろっとほうじ茶プリン」、「焙煎-ほうじ茶アイス」などスイーツも充実。
ほうじ茶は京都のお茶屋さんに注文したもので浅煎り。苦みを感じないすっきりとした味わいです。
また、中でもぜひ味わって欲しいのが、「贅沢ほうじ茶ラテ」。
ほうじ茶の甘くて香ばしい味に牛乳の甘みときび砂糖が加わり、全体的にクリーミーでまろやかな風味。心地よい甘さが絶妙なバランスです。
また、ほうじ茶もよりその味を感じられるようにパウダー状にしたものを使っています。そのため、牛乳に負けない存在感があります。
「コーヒーでつくるラテとは違って、乳脂肪分をもっとあっさりした牛乳を使っています」
そう話してくれたのはオーナーの鈴木さん。
もともと前職で、コーヒーを扱っていましたが、ゆくゆく自分でカフェを持ちたい、と考えた時に浮かんだのがほうじ茶だったそう。
あんまりほうじ茶をメインにしたカフェというのがなかったというのもあって、「法事茶STAND」を2019年に長谷でオープン。その後、2020年5月に現在の場所に移転しリニューアルオープンしました。
ほうじ茶の他にも抹茶を使ったメニューや、コーヒーもあり、これまで多くの雑誌やメディアにも取り上げられた人気のお店です。
渋谷東急にも出店。雑誌にも掲載された注目のお店
お店を訪れたのは1月中旬のこと。
「いつもはないんですが」とメニューにあったのがボトル入りの「ほうじ茶」。
苦みがなく、すっきりしていてほうじ茶のおいしさをストレートに味わえます。
通常、ボトル入りのものは、「贅沢ほうじ茶ラテ」と「贅沢抹茶ラテ」だけですが、この日は先日まで「渋谷東急フードショー」へ期間限定で出店していたため、お店で少しだけ販売していたそう。
このボトルの形も可愛らしくて、長谷の大仏のイラストが鎌倉っぽくていい感じ。
「このボトルも、お茶を身近に感じてもらいたくて形にもこだわりました」と鈴木さん。
このボトル、飲み終わった後でも取っておきたくなりますよね。この日は大仏の絵柄しか残っていませんでしたが、その他の絵もあり、ツイッターでは鳥居のイラストとお茶の写真を一緒に写しているものもありました。
気持ちよく出迎えてくれるスタッフに心も軽く
「ほうじ茶STAND」はガラス戸の明るい雰囲気。中にはソファ席に、カウンター席もあって、1人でもふらりと立ち寄りやすそうでした。
また、オーナーの鈴木さんをはじめ、スタッフの方も気さくでウィットにとんだ会話が魅力的。
お茶はもちろんですが、この心地よい空気に癒されます。
にぎわいを取り戻している鎌倉で、あちこち歩いて疲れた人にもおススメ。
鎌倉散策でちょっと一息つきたくなったらぜひ立ち寄ってみて下さい。きっと誰かに勧めたくなる、そんなお気に入りのお店になると思いますよ。
ほうじ茶STAND
住所:神奈川県鎌倉市小町1‐7‐6
アクセス:JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅から徒歩4分
営業時間:10:00-17:00 LO:17:00
※ほうじ茶系スイーツが終了次第、営業終了とさせていただきます。
定休日:無休
TEL:なし