今回は、私の鎌倉生活13年間で何回訪れたか知らない、おすすめのたい焼き屋「なみへい」さんをご紹介します。
なみへいへのアクセスは、江ノ電「由比ヶ浜駅」から名所「鎌倉文学館」方面に進むとすぐです。
由比ヶ浜通りに面した店舗になっています。
一つ一つ丁寧に焼き上げる絶品たい焼き
ここのたい焼きはすごいです!
私は、なみへいのたい焼きを知ってからというもの、普通の夜店のたい焼きが食べられなくなってしまいました。
それぐらい、やみつきになるおいしさなのです。
よく熱した型に入れて、直火で丁寧に一つ一つ焼いてくれます。
そのため、注文してから焼き上がりまで5分ほどかかります。
でも、待ち時間に焼いている様子を眺めることができるので、それも醍醐味の一つなのです。
焼き上がりはこんがり。おいしそう!
はじっこには焦げ目がついていて、パリパリとした食感です。
このおいしい生地とあんに出会ってしまったら、夜店の屋台のたい焼きは粉っぽく感じてしまいます。
今回は抹茶あんを注文しましたが、他にも、つぶしあん・黒ごまあん・焼き栗あん・チョコあんが選べます。
たい焼きを買った日は、たいてい我慢ができずに食べながら家に帰ってしまい、帰宅するころにはなくなっています。
焼きたてのおいしさは格別ですから、冷めないうちに食べたくなってしまうんです。
レトロなインテリアであふれる、楽しい店内
商品のおいしさだけでなく、レトロなインテリアもなみへいの魅力の一つです。
店舗の真ん前には、レトロなかき氷機が置いてあり、店に来る子どもたちは必ずといっていいほど、このかき氷機をぐるぐる回して遊んでいます。
店の中もレトロな内装になっていて、古き良き時代を思わせるような、布張りの椅子に座って食べることができます。
他にも、小上がりの畳にちゃぶ台席もありました。
店内のガラスケースには、懐かしい黒電話などのレトロなアイテムが飾られています。
壁掛け時計も、その隣のポスターも、昭和初期のような雰囲気です。
看板商品はたい焼きだけじゃない。年中販売する巨大かき氷!
今回注文はしませんでしたが、実は、たい焼きと並んでかき氷も看板商品なのです。
夏だけでなく一年中販売されていて、私も過去に何度も食べました。
かき氷のラインナップがメニュー表にずらり。
シロップは市販のものではなく果物を使用していて、例えばイチゴのかき氷では果肉や種のつぶの食感があったりと、本当においしいです。
子どもたちが注文すると、氷が溶けて残った汁を、みんな最後に飲み干すのだそうです。
丹精込めて作られた、天然酵母パンや焼きそばも
なみへいでは、たい焼きやかき氷だけでなく、天然酵母パンや焼きそばも販売しています。
これらも、丁寧にこだわりを持って作られていて、本当においしいのです。
今回は、天然酵母の生地でできたベーグルドッグと、焼きそばをいただきました。
ベーグル生地はもっちりふわふわで、ウィンナーはパリッとかじると肉汁がほとばしります。
焼きそばも、自家製揚げ玉を使用しているというこだわりっぷり。
丁寧に作られたことが分かる、真心こもった味がします。
都会の疲れを癒すのにぴったりの場所
なみへいには、都会のチェーン店にはないものが詰まっています。
真心こめて一つ一つ丁寧に作られる食べ物は、内側から元気にしてくれます。
栄養バランスを考えたり、野菜をふんだんに使っているわけではないのに、なんとも不思議です。
真心こもった食べ物は、栄養の数値には置き換えられないような、心のエネルギーを充電してくれるのかもしれませんね。
都会の生活に疲れたら、エネルギーを充電しに、なみへいに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なみへい
住所:神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
アクセス:江ノ島電鉄「由比ヶ浜」駅から徒歩2分
営業時間:10:00-18:30
電話番号:0467-24-7900
定休日:月曜日