創業昭和36年。鎌倉大船仲通りにこの春出店「ぎょうざや 千里」

鎌倉の中でも大船エリアは庶民の街。
その分、手頃でおいしいお店がたくさんあります。
鎌倉庶民の台所・大船仲通りにこの6月、新たに加わったのが「千里」の生餃子の製造、販売のお店です。

餃子が好きな私は気になっていたので行ってみることにしました。

藤沢に昭和36年に創業した「千里飯店」系列の餃子のお店

大船仲通りの一番大きな十字路を、駅を背にして右に折れ、約20m。左手に白い大きな看板が目立つのが「ぎょうざや 千里」です。

入り口は一間ほどの小さな店ですが、奥には小ぶりなカウンターもあり、焼きたての餃子を食べることもできるバルとなっています。

おいしそうな匂いに誘われてお昼や夕方には胃袋が刺激されそうですが、コロナ禍の日に日に変わる状況で食べられないこともあるので、その点はご注意を。

入り口のメニューは、創業餃子、野菜餃子、チーズ入り餃子、しそ入り餃子、千里の餃子の5種類があります。

ノーマルな「創業餃子」に試してほしい「チーズ入り餃子」

「創業餃子」はその名の通り、藤沢で創業した当時からの餃子で「千里の餃子」は大きさが他の餃子に比べて大きく食べ応えのあるサイズ。

テイクアウト主体のお店なので、ほぼ5個入りから購入できます。もちろん、オーダーがあればお店で焼いてくれた餃子を持ち帰ることもできるので、

「焼く時間は買い物に行っていただいても大丈夫。終わった頃には焼き上がっています」とのこと。

プロが焼いた餃子をそのまま手間なしで食べたい場合にうれしいですね!

自宅で焼く場合には、おいしい焼き方の紙をくれるのでその通りに焼けば、アツアツの餃子とビールなど、家での食事も気分が上がりそうです。

せっかくなので、ノーマルな「創業餃子」を10個、「しそ入り餃子」5個、「チーズ入り餃子」5個を購入して家で焼いてみることに。

おうちで餃子のポイントは、餃子を並べたフライパンに餃子の高さの6分目まで水をそそぐこと。
沸騰して蒸し焼きにすること3~4分で、その後残った水は捨ててしまいます。
最後にゴマ油やサラダ油をたらして、1分半~2分焼けば、パリッとした羽根つきの餃子が焼き上がりました。

お店で食べるような仕上がりに家族も大よろこびです。

気になるお味ですが、「創業餃子」は野菜と肉のバランスがよく、一口で食べれるので、肉汁がこぼれることもありません。

全体的にはあっさりとした味なのでいくつも食べられそうです。

また、「しそ入り餃子」はしその風味がプラスされている分、さらにさっぱり。大人受けしそうな味でした。

中でもぜひ試して欲しいのが「チーズ入り餃子」!

「チーズが他のあんと同じくらいの量が入っているので、すごくチーズの味がします。なので、何もつけずにそのまま食べるのがおススメです」と教えていただいたので、いわれたまま食べてみると、確かにその通り!

チーズの量が多いので、その塩味で何もつけなくておいしい。いや、何もつけないのがおいしい味です。

お酒のアテにもぴったりで、揚げてもいいかもしれません。

大船で数店舗。地元密着の飲食店

「ぎょうざや 千里」は中華料理店から始まって、大船ではイタリアンや寿司屋、またタイ料理のお店とそれぞれ個性豊かなお店を出店しています。

中華では「千馬餃子楼」も近くにあります。

実は大船はラーメンの激戦区。その分舌が肥えているお客さんも多い中、変わらない人気のあるお店です。

ぜひ、味わってみてくださいね。

ぎょうざや 千里
住所:神奈川県鎌倉市大船1-22-32
TEL: 0467-43-1235
アクセス:JR東海道線大船駅から徒歩2分
営業時間:12:00~20:00
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。