今晩の夕食準備はココで決まり!漁師さんと支え合う茅ヶ崎の鮮魚店

突然ですが、最近魚を食べていますか?

食べ方やさばき方が分からないなど、一見ハードルが高そうに見える魚料理。

実際に、日本では若い世代を中心に魚離れが加速しています。

しかし、こんな時代だからこそぜひ訪れてほしい鮮魚店が、茅ヶ崎にあるんです!

おいしいだけでなく、元気をもらえる「魚卓」をご紹介したいと思います。

生きた状態の魚が見られる!?常に獲れたてが並ぶ店内

JR茅ヶ崎駅南口を降りると、海方面につながるのが雄三通り。

この雄三通り付近の商店街にある鮮魚店が「魚卓 本店」です。

道路に面して位置する魚卓は、前を通るといつも威勢の良い声が聞こえます。

この日も、店内は多くのお客さんで賑わっていました。

何度が訪れたことがありますが、店員さんとお客さんが楽しそうに会話する光景もよく目にします。

スーパーで見ないような魚や、生きたままの魚を取り揃えているのが魚卓の特徴。

通常ではあまり販売されていないような、魚の頭からしっぽまでを間近で見れるのは、なんだかワクワクします。

地元や近くの海で獲れた魚を独自のルートで仕入れているそうです。

朝獲れだけでなく、昼獲れの魚も販売しているため、いつ訪れても獲れたての魚を購入することができます。

あまり目にすることのない動いた状態の魚を見るために、お店に遊びに来る子ども達も多いんだとか。

茅ヶ崎を守りたい。事業を成功させたオーナーの信念とは?!

魚卓の代表である浅見さんは、この道30年のベテラン。

約20年間鮮魚店で修業をし、2009年に魚卓をオープンしました。

浅見さんは、茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ちという、生粋の茅ヶ崎人です。

この日も、多くのお客さんが浅見さんに話しかける光景を目にし、茅ヶ崎の方々に愛されている様子が一瞬で見て取れました。

浅見さんは、「茅ヶ崎で新鮮な地魚が食べられるという文化を守りたい」という強い信念を持ち、お店を営んでいるとのこと。

新鮮な魚をお客さんに届けることはもちろん、依頼があれば自治体や学校まで出向き、魚のさばき方を教えることもあるそうです。

また、売れづらいような魚も積極的に仕入れ、仕入れた魚は利益がなくともその日のうちにすべて販売すると決めているとのこと。

これは、漁師さんとの助け合いを最も大切にしているからだそうです。

こうした世の中の状況で、どの業種も厳しい状況の中、このような強い気持ちを持っているのは尊敬です…!

鮮魚だけじゃない!夕食の買い物は魚卓で完結しちゃうかも!?

「魚卓」という店名の通り、鮮魚をメインとしているお店ですが、店内にはさまざまな種類の野菜や果物も並んでいます。

お店の前にはズラリと野菜が並び、初めてお店の前を通ったときは何のお店…?と思った記憶があります。

種類が豊富なだけでなく、それぞれ相当な量が販売されています。

近所のスーパーより安く、新鮮であることから、「野菜は魚卓でしか買わない!」というお客さんもいるようです。

野菜・果物・魚と、魚卓に行けば夕食の準備がすべて整うのは嬉しいですね。

青果の担当者は、鮮度や価格にこだわり、直接仕入れを行っているそうです。

また、果物は追熟してから販売するなど、一番おいしい状態でお客さんに届けられるよう工夫をされているとのことです。

豊富な品揃えと、威勢の良い明るい店員さんたちの声で、行くだけで元気になれる魚卓。

今日の夕食の準備にでも、足を運んでみてはいかがでしょうか。

魚卓 本店
住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2-1-56
アクセス:JR東海道線・相模線 茅ヶ崎駅より徒歩約3分/JR相模線 北茅ヶ崎駅より徒歩約25分
電話番号:0467-81-4066
営業時間:10:00-20:00
定休日:水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。