昭和49年から愛され続けるレトロなお肉屋さん「宮代肉店」

子どものころ、おこづかいで買った街のお肉屋さんのメンチカツ。ソースをたっぷりかけて食べたあの味は、大人になった今でもふとした瞬間思い出します。

スーパーの惣菜コーナーが充実し、いつでもおいしい揚げ物が食べられるようになった今でも、紙に包まれた揚げたてのメンチカツの味はふとした瞬間に恋しくなるもの。

今回は、そんな思い出の味が蘇ってくる昭和レトロな街のお肉屋さん「宮代肉店」を紹介します。

昭和49年から続く、茅ヶ崎で愛され続ける地元のお肉屋さん

JR香川駅の改札を出て正面の小道を進むと、宮代肉店の昭和レトロな看板が見えてきます。

昭和49年から続くこの宮代肉店は、茅ヶ崎で愛され続けてもうすぐ50年。古き良き昭和の風景を思わせる店内は、昭和の時代に生まれた人からそうでない人にも、どこかホッとする懐かしさを感じさせてくれます。

オーソドックスな牛肉、豚肉、鶏肉をはじめ、牛タンの塊や合鴨まで、品揃えは豊富。

あらかじめ決まった量でパッキングされた肉を買うのが主流の昨今、こちらのお店は量り売りです。欲しいお肉を必要な量だけ買えるので、使い切れるか心配する必要がないのがありがたいですね。

写真左上の生ソーセージが気になりましたが、今日の目的は別にあります。

何を食べてもおいしい!お肉屋さんの揚げ物

今日は、お店の左側にある揚げ物コーナーを目当てにやってきました。

宮代肉店は、茅ヶ崎市内に2店舗を置く親族で経営しているお店です。私が子どもの頃は小出にも店舗があり、幼い頃によくハムカツを買って食べていました。

現在、小出店は閉店してしまっていますが、あの頃に食べた味をもう一度味わいたく、今回香川店を訪れました。

黒ペンの手書きポップが懐かしい、ザ・お肉屋さんの揚げ物といった風貌です。お肉を使った揚げ物だけでなく、アジフライやカキフライなどの海鮮系のフライや、ナスやアスパラガスの野菜系フライまで品揃え豊富です。

この日はちょうどコロッケ特売の日。開店間もない時間に訪れたにも関わらず、近隣住民のお客さんの列が全く途切れません。「コロッケ10個!」「メンチカツ5個!」とお客さんが続き、揚げたそばから売れていきます。

熱々の揚げたてフライの食感を損なわないためか、品物を渡す店員さんからは「上、封をしていないので気をつけてください」との声。そんな小さな心遣いも、地元で愛され続ける理由かもしれません。

こちらのお店のこだわりは、たっぷりの油で温度帯に気をつけて揚げること。特に温度は重要で、繊細な温度管理によってサクッと軽い食感を生み出しているそうです。
今回は、たくさんの商品の中から、お店のおすすめを3種いただきました。

包みがかわいい!お肉のプロフェッショナルが作る揚げ物

購入した商品は、牛と豚のイラストがかわいい昭和レトロな紙袋に入れてもらえます。この袋の色とデザインが、「これは間違いなくおいしい!」と予感させてくれます。

持ち帰るまでの間に油が袋に染みてしまいましたが、これもまたプラスティックの容器では味わえない懐かしさを感じさせてくれます。

人気のメンチカツとササミフライ、そして本日特売のコロッケを包んでいただきました。

メンチカツはサクッと軽い歯応えで、噛むとジュワッと肉汁があふれ出しとてもジューシー。しっかりお肉を感じられるのに後味は軽く、いくらでも食べられてしまいそうです。

ササミフライは中にチーズが入っていて、淡白なササミのアクセントになっています。ササミは火を入れすぎるとすぐにパサパサになってしまう食材ですが、宮代肉店のササミフライはしっとりした口当たり。きっと、お肉のプロだからできる火加減がこの味を生み出しているのでしょう。

そして本日特売だったコロッケは、大量買いしていくお客さんがたくさんいたことに納得の味。じゃがいもの甘みを引き立たせる絶妙な塩加減で、ご飯のお供はもちろん、おやつにもパクパク食べられてしまう優しい味でした。

毎日通っても飽きないほど、揚げ物のラインナップが豊富な宮代肉店。夕食のおかずにはもちろん、おやつや食べ歩きにも最適です。

どこか懐かしい昭和レトロなお肉屋さんの揚げ物を、ぜひ味わってみてください。

宮代肉店
住所:神奈川県茅ヶ崎市香川5-2-31
アクセス:JR相模線「香川駅」から徒歩1分
営業時間:10:00〜19:30
定休日:日曜日