塩で味わうこだわりの絶品とんかつ!逗子の「とんかつ ひこのや」

日本人の好きな食べ物ランキングの上位に常にランクインするとんかつ。

なにを隠そう私も大のとんかつ好き!

でもとんかつって、衣を用意して、揚げて、油の処理して…と、家で作るのをちょっと躊躇してしまう私。(単にめんどくさがり屋?)

なので久しぶりの外食はとんかつ屋さんにいくことに決定!

昨年の夏、逗子駅近くにオープンした「とんかつ ひこのや」に行ってきました。

小さな高級割烹のような店内

「とんかつ ひこのや」は逗子駅正面ではなく、西口改札を出て鎌倉方面に1分くらい歩いたところにあります。

お店に入ってまず目に入るのが厨房。
鍋や調理器具などがきれいに整えられていて、職人さんが立ち働いている様子が見られます。

白を基調にした清潔感ある店内には、テーブル席と窓際のカウンター席があります。
この日はテーブル席がいっぱいだったのでカウンターに。

そしてネクタイに白衣、和帽子姿の方がメニューを持ってきてくださいます。
なんだか高級割烹に来たみたい。

今回は上ヒレとロースの定食を注文しました。

「低温でじっくり揚げるので少し時間がかかります」とのことだったので、揚げ銀杏と牡蠣オイル煮も追加しました。

そして運ばれてきたのは、普通の割り箸ではなく、高級感のあるお箸。よく見ると箸袋にもなにやら説明書きが。

裏に印刷してあるイラストのように折っていくと、なんと富士山の形の箸置きに!

これは海外から来たお客さんにも喜ばれそう!
食事する前からテンションが上がっちゃいます。

揚げ銀杏と牡蠣のオイル煮も運ばれてきました。
2品とも丁寧に作られていて、とってもおいしい!

サクッとジュワーな絶品とんかつ

そしていよいよお目当てのとんかつが。

木のトレイにご飯と赤出汁、キャベツ、香の物、豚そぼろ、そしてとんかつが金網の上にのせられて出てきます。

テーブルの上には2種類の塩が用意されていて、1つはヒマラヤの岩塩、もう1つは沖縄の海水から作った塩とのこと。

「ぜひお塩で召し上がってみてください」とおすすめされました。

低温で揚げてあるせいか衣は白っぽく、きれいにカットされた断面はうっすらとピンク色がかっています。

そして分厚い!!

ロースをまずお塩でいただくと…おおっ!ジューシーで柔らか!
コク深い肉の旨味と甘みが口の中に広がっていきます。

2種類の塩とソースをつけて食べ比べしてみましたが、私は沖縄の塩をつけて食べるのがお気に入り。
豚肉の甘みが一番引き立つような気がします。

ヒレの方はぽってりとした分厚いお肉が3つのっています。
こちらもサクッと噛み切れて、しっとりとした肉質の良さを感じられます。

気になるロースの脂の部分もさっぱりと食べられて、あっという間に完食してしまいました!

こちらで使用しているのは千葉県産の林SPF豚というブランド豚。この豚はお肉が柔らかく、脂身に甘みがあるのが特徴なのだそう。

そして専門工場で作られたオリジナルのパン粉を使い、国産の純正ラードと太白胡麻油の2種類の油でじっくり時間をかけて揚げています。

ふっくらでツヤツヤのご飯は厨房で存在感を放っている2つの大きな羽釜で炊いているそう。

一緒に出てくる赤出汁も豚のそぼろ煮もとてもおいしくて、ご飯がどんどんすすんでしまいます。

日本料理店の職人が手がけるとんかつ

実はこのお店、逗子の池田通りにあった「日本料理 比古ノ家」がビルの建て替えのため、一時休業している間に開いたお店なんだとか。

とんかつはもちろんのこと、付け合わせまできっちりと手をかけた料理に納得です!

落ち着いた店内で絶品のとんかつ定食が味わえる「とんかつ ひこのや」。
ランチやテイクアウトのお弁当もやっているそうなので、ぜひ!

とんかつ ひこのや

住所:神奈川県逗子市山の根1-1-32
アクセス:JR横須賀線逗子駅西口徒歩1分
TEL:046-894-4455
時間:11:00ー14:00
17:00ー21:30
定休日:月曜

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。