文具女子必見!オリジナリティあふれる逗子駅前の和文具屋

JR逗子駅のロータリーは飲食店が多いのですが、見渡すと1軒の文房具屋があります。
数年前までは、ハンコ屋から創業して文房具の定番商品を扱う「ザ・町の文房具屋さん」でした。

しかしある日突然閉店…あ〜また逗子から昭和のにおいのするお店が減っていく、なんて思っていたのですが、ちょっと間を開け2020年春に、今の形態のお店にリニューアルオープンしました。

ひょうたんののれんのかかった「和」の雰囲気が感じられる外観。
たぬきもお出迎えしてくれています。
この「文章堂」さんをのぞいてみたのでご紹介しますね。

入った途端に、普通の文房具屋ではない雰囲気でワクワクしてしまいます。

和を貴重とした、とにかく落ち着く空間

入ってすぐに、日本庭園などで見かける水琴窟(すいきんくつ)に目がいきます。
ちょこんと座って、釣りを楽しむネコでしょうか?癒されます。

その前にも、ヒノキの香りのするアロマが焚かれてホッとしました。
店内の壁には「和」の壁掛けや手ぬぐいがたくさん飾られており、にぎわう駅前とは思えないほどほっとできる空間となっています。

店の中央にはベンチが置かれていて、荷物を置いたりちょっと腰掛けたりできるようで、高齢の方が多い逗子にとって、とても配慮のあるお店です。

のし袋の品揃えが半端ないっ!

店内の右壁に並ぶ、のし袋。
シンプルなものから、ゴージャスなものまでずら〜っと並んでいます。
この店独自ののし袋もあり、店長さんに見せていただいたのは、逗子の海をイメージした
というさわやかなブルーの水引ののし袋。
実際、人に差し上げるとなった際には悩んでしまいそうなほどの品々です。

ほかにもなにこれ?という商品がたくさん

のし袋の下の引き出しからは和紙がたくさん並んでいます。
色とりどりで高級感のある和紙です。
ラッピング包装や、ちぎり絵などの用途で購入される方も多いそうです。
すごい高価なものだと思っていたのですが、意外にリーズナブル!
今度プレゼントを贈る際にはぜひここで購入して、包んで渡したいと思いました。

レジ周辺の棚にはガラスペンが並べられています。
まじまじと見たのは初めてでしたが、話を聞くと職人さんが丁寧に作り上げているため、なかなか入荷しないようで貴重なもののようです。今、発注しているものは2年先の入荷、と話されてました。

その後ろには、ガラスのボトルがキレイに並べられています。
ガラスペンや万年筆、カリグラフィ用のインクのようです。
色の種類がとても豊富ですね。

訪れたのが年始だったこともあり、帰りには「お年賀」として文章堂さんオリジナルの一筆箋をいただきました。

このお店のコンセプトは「書く」「描く」「贈る」だそうで、確かに便箋やバースデーカードの種類が多めです。
そのコンセプトのもと、とにかく店長さんが好きな物を販売されています。
(あっ、いわゆる普通の文房具、ノートやペンなども扱っています)
お話を伺って、本当に文房具がお好きなんだな〜と思いました。
とにかくオリジナリティ溢れる文房具屋さんです。

たまたま居合わせたお客さんは、封筒を買いにお見えになったようですが、あらこれかわいい、これもおもしろいわね、と次々と買い物をされていました(笑)。

文具女子から、年配の方まで愛されているお店。
これからも、いろいろな物を扱っていく予定のようで、ちょこちょこのぞいてみたいと思います。お近くの際はぜひ足を運んでみてくださいね。

文章堂

住所:神奈川県逗子市逗子2-6-31(文章堂ビル1F)
アクセス:JR横須賀線逗子駅徒歩1分 / 京浜急行「逗子・葉山駅」徒歩3分
TEL:046-873-0101
営業時間:10:00~12:30 13:30~17:00
定休日:水・日・祝

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。