突然ですが、皆さんは普段甘酒をお飲みになること、ありますか?
実は私、毎日のように飲んでいる、甘酒大好きっ子! でも、酒粕の甘酒は苦手なので、いわゆる昔ながらの米麹を使った甘酒が私のベーシック。
毎日といっても、作るのはちょっと手間なので、普段はいわゆるフリーズドライのものを愛飲。時間があれば、スーパーで売っている甘酒をお鍋たっぷりに作って保存容器に入れておいて、チビチビ飲むこともあります。
古の頃から人々に愛されてきた、日本の伝統的な甘味飲料・甘酒。
起源は「日本書紀」に記された「天甜酒(あまのたむざけ)」。古墳時代から飲まれていた元祖甘酒は、奈良時代、農業を営む人々が作業の合間にカラダを温めるために飲み、平安時代には貴族たちが好んで冷やした甘酒をたしなんでいたのだとか。
そして時代をぐぐーんとすっとばし「甘酒は夏の飲み物」とされた江戸時代。当時の人々の食生活は質素で夏の暑さをしのぐ術もなく、体調を崩す人が続出。救世主となったのが「甘酒」だったのです。
ブドウ糖、必須アミノ酸、ビタミンB1、B2、B6など、カラダに大切な栄養素がいっぱい詰まった甘酒は、遠い昔から「栄養ドリンク」のような存在だったのでしょうね〜。
美肌、整腸、疲労回復に免疫力アップ! 甘酒で元気パワーを補給
というわけで、今回ご紹介するのはご推察のとおり、甘酒! 鎌倉からほど近くにある「AMAZAKE STAND」というおしゃれな甘酒専門のカフェです。
こちらのお店に店内席はありませんが、店先にはかわいいベンチが置かれているので、お天気の良い日なら外で甘酒を楽しむのがグッド!
「AMAZAKE STAND」さんの甘酒の特徴は、独特な香りとつぶつぶ感。ほんのり酸味も感じるのですが、その理由はお米と麹のみで丁寧に低温発酵させて作った自家製の生甘酒だからなんです。
生の甘酒は火入れをしていないため、菌も元気いっぱい! だから美肌、美腸、シミ予防、アンチエイジング、便秘改善、疲労回復、ストレス軽減、安眠効果、そして免疫力アップと、カラダにいいことづくめなんです。しかも、砂糖やアルコールは不使用という点もうれしい! お子様にも楽しんでもらえそうです。
映える! かわいい! フォトジェニックな個性派甘酒ドリンク
こちらのお店は2人の女性オーナーさんが切り盛りされていて、お話を伺ってみると「日本が誇る自然が生んだ“栄養ドリンク”のおいしさと効能をたくさんの人に届けたい」という思いから2019年の大晦日にオープンしたのだとか。
私も甘酒好きとお伝えすると、「甘酒は1日200〜250mlを目安に継続的に飲み続けるのがおすすめです」と教えてくださいました。
こちらの生甘酒は今日が初体験の私。まずはシンプルな甘酒でお味を確かめてみたいとプレーンを注文させていただきましたが、写真を見ると、生クリームやフルーツがトッピングされた、彩り鮮やかでかわいい甘酒ドリンクもいっぱい! これなら若い世代にもウケそうです。次回はどれを試してみようかな?
次世代のリカバリードリンクとして鎌倉から世界へ、甘酒の魅力を発信している「AMAZAKE STAND」さん。
健康に気をつけたい大人世代も、おしゃれな初物好きな人も、SNS映えする写真が撮りたい若者も楽しくおいしく味わえる、飲む点滴「甘酒」。
皆さんも、鎌倉へお越しの際はぜひ「AMAZAKE STAND」さんを覗いてみてください! 食べ歩きは難しい時期ですが、ベンチに座って味のバリエーション豊富な甘酒を堪能してから、パワフルに春の鎌倉散策を楽しんでくださいね。
自家製生あま酒専門店 AMAZAKE STAND
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-8-10
アクセス:JR横須賀線・江ノ島電鉄「鎌倉」駅西口より徒歩4分
TEL:0467-73-7870
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜日、第2・第4水曜日