茅ヶ崎の糀専門店「米の花」で贅沢味噌づくり体験

茅ヶ崎にある「米の花」は2019年4月にオープンした、糀・塩糀・甘糀を取り扱う糀屋さんです。
ここで作られた糀を使って、味噌づくりもできると知って、先日訪問しました。
本日はこちらのお店を紹介したいと思います。

和モダンな木の温もりを感じる外観が目印

場所は、茅ヶ崎市矢畑。JR東海道線・JR相模線茅ヶ崎駅北口またはJR相模線北茅ヶ崎駅から徒歩で約22-23分程の場所になります。鶴嶺通りから少し入った場所にあるのでバスでもアクセスしやすいですよ。

オシャレな木造作りのお店が見えてくるとワクワク期待が高まります♪
駐車スペースもあるのでお車でも安心です。

いよいよ味噌づくりスタート

「米の花」での味噌づくりの名前は「贅沢味噌づくり」。

味噌づくりの際は3リットル以上の容器と塩240gを持参します。
容器は100円均一などで手に入る透明や半透明のタッパーだと、味噌を詰めた時に空洞が見えやすかったり、色の変化もわかりやすいので使い勝手が良いそうです。

材料となる米糀は茅ヶ崎産の「さとじまん」、大豆は十勝の「とよまさり」をご用意いただけます。
大豆は圧力鍋で60分程茹でたもので、煮汁も味噌づくりに使用します。

この煮汁は「あめ」と呼ばれているそうで、最初に味見をさせていただけますよ。

まずは塩を入れて米糀をほぐしながら混ぜて行きます。

その後は、大豆を手でつぶしていきます。

柔らかく煮てあるのですぐにペースト状になりますよ。

程よく潰れてきたら煮汁の「あめ」を入れてさらに混ぜていきます。

豆が少し残る程度であったり、残らずに全てペーストにしたり…それぞれの好みで潰して混ぜていけば良いとのこと。

豆が残った状態であっても、後日その豆だけを食べてもおいしいそうです。
また、これだけペースト状にするべくつぶしていく中でも、つぶれずに残った豆はラッキービーンと呼ばれているそうで、「茶柱が立つ」と同じように縁起の良いものとも言われているそうですよ。

最後は持参の容器に味噌を敷き詰めて、ヘラでたいらにし、空気に触れないように上からラップをかけます。

この状態で1ヶ月〜3ヶ月程ねかせて好みの味になってきたら、冷凍したり冷蔵庫に保存すると良いそうです。

味噌や発酵についてのお話をたくさん聞かせていただきながら味噌づくりをし、最後はお味噌の味比べをさせていただきました。

お子さんも気軽に参加できる贅沢味噌づくり体験、とってもオススメです。

「米の花」の糀はチェック必須

この日は、米糀も購入して帰りました♪

気になっていたもののなかなか手を出せずにいた糀ですが、発酵調味料のレシピも教えていただけたので帰宅後さっそくトライしてみました。

我が家の息子が甘酒が好きなので、まずは甘酒から。
甘酒は、江戸時代には夏バテを防ぐ滋養ある飲み物として人気だったそうで、今では「飲む点滴」とも言われていますよね。今は手軽にスーパーなどでも購入できますが、手作りの甘酒のおいしさはたまりませんでした♪
息子もとても喜んで飲んでくれましたよ。

お店の営業日であれば、味噌づくりは1人から参加でき、柔軟にご対応いただけるそうです。
また、月に数回「はじめての発酵調味料つくり」として、塩糀、しょうゆ糀、玉ねぎ糀の作り方と使い方を教えていただける講座もありますよ。3種の調味料を使ったおそうざい試食付きで人気の講座です。私も、今度はこちらの講座に参加したいと思っています。
講座や体験でなくとも営業日にはお店で糀の販売をしているので、気になる方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。

米の花
住所:神奈川県茅ヶ崎市矢畑201
アクセス:JR東海道本線「茅ヶ崎駅」から徒歩23分、JR相模線「北茅ヶ崎駅」から徒歩18分
営業日:火・木・土曜日の10:00〜17:00
定休日:日・月・水・金曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。