コロナ禍でリモートワークを推奨され、移住者が増えた湘南エリア。今回紹介する葉山町もそのひとつです。最寄り駅は逗子市に位置する、京急線の逗子・葉山駅のみ。面積約17㎢の街を大半は、バスで移動します。
そんなバスの車窓から見つけた小さなコーヒースタンド。今回は、小さいながらも地域に密着したお店、「LITTLE STAND HAYAMA」を紹介しますね。
店名の通り、とても小ぢんまりした店内
葉山と横須賀を結ぶ通りにある「葉山大道」という、比較的大きな交差点があります。県立葉山公園、葉山御用邸、一色海岸からも徒歩圏内。
その「葉山大道」界隈はスーパーマーケット、クリーニング屋、本屋、パン屋など葉山の中で生活しやすいエリアです。
スーパーマーケットの前に、小さなショップが並んでいてそのひとつが「LITTLE STAND HAYAMA」です。サーファーでもあるオーナーさんが、この葉山の海をイメージしたという、青を基調としたショップです。
店名にあるようにとても「リトル」な店舗。店内はカウンターが3席と、壁際に椅子といくつかのテーブル。小さなテーブルですが、Wi-Fiも利用できパソコン作業には、ほど良い大きさです。
店名にあえて”コーヒー”を入れなかったのは、ただの飲食店ではなく、この場所を起点としてコミュニティを作って行けたら、という思いからとのことです。
今回2回目の訪問でしたが、店内はいつもにぎわっています。
木の温かみが感じられる店内。
こちらのカウンターでコーヒーをいただいていると、うちでリラックスしているよう。
店内はペット同伴OKとのことで、この日はスタッフさんのワンちゃんがいてほっこり癒されました。
メニューは身体や環境にやさしいものにこだわる
コーヒーのメニューは、「〇〇さんのコーヒー」、「カフェオレちょっとすごい牛乳orオーツ」、など変わったネーミングです。
コーヒー豆は厳選。オーガニック、フェアトレードのものを使用しています。
コーヒー以外のドリンクは、手作りレモネードや、有機生姜を使用したジンジャーエールなど。子供はソフトドリンクが半額です。ありがたいですね。
アルコールも豊富で自家製やオーガニックのものが多く、カウンターの目の前にあった「コーヒー泡盛」、とても気になりました。
この日はちょっと小腹がすいていたので、スイーツをいただきました。
ヴィーガンのチョコブラウニー。
ひと口サイズでしたが、ほど良い甘さで食べ応えがあり、お腹が満たされました。
今後はフードのメニューを充実させていく予定とのことです。葉山のとれたてハーブのハーブティーや、葉山で活動されていて、店舗を持たない飲食事業者とコラボしたフードも提供予定とのことで楽しみです。
地域のみんなを笑顔でつなぐ場所
オーナーさんは他にも事業をされていて、ご自身が住む街でコミュニティを作り、より魅力的な街にしていきたくお店を開業されたそう。
はじめての訪問時はオーナーさんが、今回の訪問ではママさんスタッフが、それぞれとてもフレンドリーに話かけてくださいました。
移住された方も、この空間でお客さん同士がつながっていけるので、すぐにこの土地に馴染んでいけそうです。
お店主催で、月イチのビーチクリーンなどさまざまなイベントが開催されてにぎわっています。
まさに街に根付いた、住民の絆を深める基地のような存在。
葉山にお越しの際はぜひ立ち寄って欲しい場所です。
LITTLE STAND HAYAMA
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色1723-1
アクセス:JR横須賀線、逗子駅・京急逗子線 「逗子・葉山」駅からバス葉山大道下車徒歩2分
営業時間:11:00-17:00
電話番号:なし
定休日:月曜・火曜