藤沢市内トップクラスの自然環境!今年開園したばかりの「遠藤笹窪谷公園」

肌寒い日も増えてきましたが、天気も良いし、軽くウォーキングでも…と、今年7月に藤沢市の北部、遠藤に開園した「遠藤笹窪谷公園」に行ってきました!

開園して間もないころに足を運んでその広さと自然豊かな風景に感動したのですが、その時期は酷暑…。のんびりと散策する気はおきず、過ごしやすい季節に再訪して散策しようと心に誓いました。

そして今回―。見渡す限り緑が広がっていた真夏とはがらりと変わった風景もとてもステキだったのでご紹介します。

湘南台駅や辻堂駅からバスでアクセス 車でもOK

遠藤笹窪谷公園へは湘南台駅または辻堂駅から「慶応大学」行きのバスに乗り、終点の「慶応大学」で下車して徒歩8分ほど。バス停の向かいにある湘南慶育病院とサガミハム直売所の間の道を進むと迷わず到着できます。

車の場合はその道沿いにある無料駐車場(12台)が利用可能です。そこから公園入口までは徒歩数十秒。身体の不自由な方向けの駐車場(4台)や駐輪場(28台)は公園の入口にありますよ。

広さ2.5ヘクタールに四季折々の魅力がたっぷり

遊具などはありませんが、とにかく平坦で広い!電線や電柱もなく、まるでゴルフ場のようです。
公園としては約2.5ヘクタールの広さだそうですが、ここは藤沢市内三大谷戸の一つ「遠藤笹窪谷」の一角に整備された公園なので、周辺を木々に囲まれてより広く見える感じがします。

谷戸の景観を存分に味わいたい人は、公園入口そばの管理棟にある展望デッキにのぼるのをおすすめします。この日公園を訪れた人たちのほとんどがまず展望デッキに向かっていました。開放感があり、とても気持ちが良いですよ!

「遠藤笹窪谷」は生態学的に市内でもトップクラスの自然環境と評価されていることもあって、こちらの管理棟内には2023年4月に「生物多様性サテライトセンター」がオープン予定とのこと。自然保護団体の活動拠点や環境教育の場となるそうです。

いざ、園内散策へ!

デッキからの眺めも楽しんだので、園内の散策をスタート!
池にかかる橋を渡って進んでいきます。

この公園には周辺で発生する浸水被害軽減の役割を果たす雨水調整池や小川があり、水辺の生き物をたくさん見ることができます。夏に訪れた時はアメンボ、今の時期はトンボなどがいました。

ほかにもカキツバタなどを鑑賞できる菖蒲園や田んぼなどもあります。夏場は水辺にガマの穂がありましたが、今はススキがたくさん!季節の変化を感じられます。

この日は平日の昼間に行きましたが、赤ちゃんを連れて散策している人や自然風景の撮影を楽しむ人、夫婦でウォーキングをする人、ペットと一緒に遊ぶ人の姿もありました。

カメラマンの視線を集めるかわいい野鳥たち

散策路を進んでいくとシラサギに遭遇。近くのベンチに座ってしばらく姿を眺めていると、とても癒されました。暑い時期には見かけなかった小さなかわいい鳥たちの姿もあり、カメラを手にした人たちの視線を集めていましたよ!

静かな空間で四季折々の変化があるので、写真撮影やスケッチなどを楽しむ人には絶好の場所だと思います。

紅葉を眺めながらお弁当…なんてことも

入口から5分もかからず公園の端に到着しました。(見た目よりも近い!)
園内にはところどころにベンチがあり、休憩ができます。
中にはテーブルとイスがあるところも。ちょうど紅葉シーズン真っ盛りの今。紅葉を眺めながらお弁当…なんてこともできますね!

冬場、しんしんと雪が降ったら厳かな谷戸の風景を見られそうですし、降り積もれば雪遊びも楽しめそうです。また真冬の風景も眺めにいこうと思います。
みなさんもぜひ足を運んでみてください!

遠藤笹窪谷公園
住所:神奈川県藤沢市遠藤4840
アクセス:JR「辻堂駅」から慶応大学行バス「慶応大学」下車徒歩8分
     小田急江ノ島線「湘南台駅」西口から慶応大学行バス「慶応大学」下車徒歩8分
     相鉄いずみ野線「湘南台駅」西口から慶応大学行バス「慶応大学」下車徒歩8分
     横浜市営地下鉄「湘南台駅」西口から慶応大学行バス「慶応大学」下車徒歩8分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。