寒い季節は辛いものを食べて温まろう!という気分になったりするものです。寒空の中ふと、ランチタイムに外で並んでいる人を見かける中国料理屋があったな、と思い出し訪問してきました。
JR逗子駅のロータリーから、1本入った路地裏に現れる一軒家、中国家庭料理「MAO(マオ)」。かわいいネコのマークが目印です。今回はいただいた四川麻婆豆腐をメインに紹介しますね。
「家庭料理」とつく中国料理屋です
店内に入ると、かわいらしいチャイニーズのドレスを着たマネキンが、消毒を促してくれてます。検温計もあり感染対策もバッチリです。
そしてこの消毒類の下に置いてあったのが、空きかめ。さすが中国料理のお店です。インテリアとして、大ぶりな植物を入れたりすると映えそうですね。
ご夫婦で切り盛りをされている厨房が見える店内は、ダークブラウンと白を基調としたシンプルな店内です。
店名の「MAO」は中国語で猫という意味。壁にも猫の絵が掲げられています。
「家庭料理」とつくだけあって、店内もどこか家庭的な雰囲気。ちょっとお友だちの家に食事に来た、という感じで落ち着きます。
家庭的な味を求めてにぎわうランチタイム
この日はすんなり入れたのですが、何度かお客さんが外で並んでいるのを見かけたことがあります。
在宅ワーク中にランチを食べに来たような若い男性の方、初老の男性、おひとりの方が多かった印象です。家庭料理とうたっているだけあって、ちょっとバランスよく一汁三菜が食べたい!と思った時にいらしているのかもしれません。
ランチセットは週替わりが2セットと、麻婆豆腐セットと四川麻婆豆腐セットの4セットです。そのほか単品で、坦々麺や中華丼もあります。
帰り際、壁にこんな張り紙が目に留まりました。坦々麺のお持ち帰りもあるようです。白・黒ゴマの他に汁なしまであります。きっと人気メニューなんでしょう。次回はぜひチャレンジしてみようと思います。
見ただけで辛さが伝わる四川麻婆豆腐
どれも食欲をそそられるメニューで迷いましたが、寒い日にポカポカになりたくてあえて激辛の四川麻婆豆腐をオーダー。
まずはジャスミンティーがポットで出されて、厨房から手際よくフライパンを煽る音などを聞きながら、登場を待ちます。
来ました!四川麻婆セット。スープ、漬物、サラダがついてこれで1200円です。
これだけでご飯が2杯くらいいけそうですが、ぐっと堪えて半ライスにしていただきました(笑)。
花山椒がたっぷりの麻婆豆腐。口にすればするほど痺れるようなピリピリとした辛さ。その間にいただくスープ、パクチーも入ったサラダに漬物が、この痺れを緩和させてくれます。しかしやみつきになる!芳醇な香りに誘われて、麻婆豆腐も進む進む。
実はさほど辛いものに強くない私ですが、ポットにあるジャスミンティーをいただきながら、あっという間に完食です。
店内には、夜のおすすめメニューも掲げられていました。
基本四川料理が中心ですが、上海料理も取り入れているそうです。地場のものをどうやって中国家庭料理風にアレンジされるのか、興味ありますね。次回はディナータイムに訪問して、紹興酒を片手にいただきたいものです。
「町の中華」とはまた違う、中国家庭料理。ご夫婦の心温まる料理をぜひ食べに足を運んで見てください。
中国家庭料理 MAO
住所:神奈川県逗子市逗子2-6-2
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」東口より徒歩3分
京急逗子線「逗子・葉山駅」より徒歩4分
電話番号:046-873-0025
営業時間:11:00-14:00 17:00-21:00
定休日:月曜・火曜