ちょっとした記念日に、どこに行こうか…とお店を探していた際に、ネットでヒットしたお店。友人から勧められてはいたのですが、奥まった路地裏にあるので普段は全く頭に浮かばず。
その名もイタリアンレストラン「Doicciane(ドイッチャーネ)」。絶品料理の数々。久々に「すぐ再訪したい!」と思ったお店です。
今回はこちらを紹介いたします。
駅近なのに隠れ家のように現れるお店
JR逗子駅東口のロータリーにある、ドラッグストア「マツモトキヨシ」と三菱UFJ銀行のATMを過ぎたところに、小道があります。曲がっただけでは見にくいのですが、少し歩くと薄橙色をしたビルが目に入ってきます。
下記が看板。小さくて通り過ぎてしまいそうなのです(笑)。
外に立て掛けてあるメニューを見て、あっここでいいんだ!と思ったほどです。
2階にあるカフェの存在は知っていたのですが、1階も飲食店だとは全く気づきませんでした。
テーブルには達筆な字でウェルカムボードが!
席に通していただくと、テーブルにはかわいらしいイラストと名前入りのウェルカムボードが。当日の予約だったにもかかわらず、なんだかとても心温まるものを感じました。
店内はカウンターもあり、ざっと15席ほど。
天井やプレートもセンス良く、レンガの壁が店全体の温かみを増しています。
はじめての空間に若干緊張しましたが、シェフが気さくに話しかけてくださいました。
江ノ島の有名イタリアンレストランにいらしたシェフ
店名の「Doicciane(ドイッチャーネ)」の由来は、シェフのお名前、土井さんからネーミング。
土井さんは、江ノ島の有名イタリアンレストラン「Loasi (ロアジ) 」で腕を磨かれて、約6年前にここのお店をオープンさせたとのことでした。
私は存じ上げなかったのですが、「Loasi (ロアジ) 」のオーナーは、これまた私が行ってみたい北鎌倉のイタリアンレストランの名店、「Akizuki」 の方のようです。
それは楽しみ!もうフードが出てくる前から、わくわくしてしまいました。
季節の食材を活かしたメニューの数々
メニューは、前菜、パスタ・リゾット、肉・魚料理、そしてドルチェ。
伺った日のメニューはこんな感じでした。ほとんどのメニューが二人分とのことですが、取り分けてくださいます。
まず前菜は地蛸、新じゃがいも、夏野菜のジェノベーゼ。
とてもいい色合い。蛸とジェノベーゼがよく混ざりあっていて、ワインが進みます。
次に鴨と豚肉のパテ。
このほかにもいくつかいただいたのですが、どれもこれもこだわりがあり、且つ季節を感じる食材を使用していてとても丁寧。
食欲旺盛の子どもは、もう一品行けそうな感じ…。
メニューを迷っていたところ、シェフが子どもに気さくに話しかけてくださいました。そして子ども用に、ミートソースをスペシャルでご用意いただきました!
なんとありがたい!
お人柄もサイコーです。
子どもは自家製のパンがとても気に入ったようで、3回もオーダーしていました。
スペシャルな日にサイコーなドルチェ!
記念日だったこの日に、内緒でサプライズのドルチェ。
ろうそくを灯して、運ばれてきました。
家族3人での訪問でしたが、程よい量のドルチェ。
キャラメルに胡桃の入ったジェラート、くせになりそうでした。
一緒にグラッパをお願いしたところ、奥からたくさん持ってきてくださり丁寧に説明してくださいました。
こぢんまりとしていて、プライベート感あふれる落ち着く空間。
この日はシェフひとりだったのですが、お忙しい合間に話しかけてくれたり、最後も見えなくなるまでお見送りくださいました。
味はもちろんですが、サービス精神旺盛のシェフに会いに再訪したくなるお店です。おいしい料理と共に、心まで満たされる感じなのです。
一度お店に訪れたら、きっとお気に入りになること間違いなしですよ。
Doicciane(ドイッチャーネ)
住所:神奈川県逗子市逗子2-6-5 IDIビル1F
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」徒歩3分/京急線「逗子・葉山駅」徒歩7分
電話番号:046-872-9188
営業時間:ランチ12:00-15:00/ディナー17:30-22:30
定休日:月曜日