逗子から葉山に向かう途中に、「長柄(ながえ)」という大きな交差点があります。
その交差点に、何のお店だろう?ロックなアパレルショップ?なんて、思いながらいつも通り過ぎていたお店がありました。しかしこのお店が、コーヒー特集の雑誌に掲載されているのを見て、有名なコーヒーショップということを知りました。
「Dark Arts Coffee Japan」。
店名の通り、外から見るとダークですよね(笑)。
イギリス人の旦那様と日本人の奥さまがオーナーであるこのお店。店名にJapanがあるように、イギリスに本店があり、ご夫婦がイギリスから帰国と同時に、奥さまの地元である葉山に日本店をオープンさせたとのこと。
失礼ですが、外観のイメージとフード、サービスが全く違うお店に驚きました。
天井も高く、広々とした店内
店内に入ると、天井は無機質な感じですが、独特なインテリアにマッチしていて、高さもあるので心地よい空間になっています。
カウンターの奥には存在感のある大きな焙煎機。逗子・葉山には、数多くのコーヒーショップがありますが、この界隈では一番大きなサイズであろうとのこと。
以前はアパレルに携わっていたというご夫婦。奥には古着の取り扱いもあります。コーヒーをいただきながら、ショッピングもできちゃうんです。他にもショップオリジナルのグッズが販売されています。
異国情緒漂う、ちょっと変わった空間
交通の便が良いとは言えない立地にある同店。しかし、次から次へとお客さんがいらっしゃいます。特にこの時間が空いている、という時間はないそうで途切れなくお客さんが来店されます。
通常13時、14時はランチタイムがひと段落、というところが多いと思います。けれどもここは、その時間帯も多くの方がランチを食べに訪れて、なんとなくこの葉山のスローなライフスタイルを感じました。
近隣の方はもちろん、都内からのお客さんも増えてきているとか。
カリフォルニア風や北欧っぽいカフェは多くありますが、ここは独特な世界観。店主が外国人のため、外国人客も多めなんです。近くに米軍基地があるので米軍関係者も多いようで、ふと周りを見回して、あれここ日本だよな?と感じたりします(笑)。
フードはヴィーガン対応のものばかり!
これまた失礼なのですが、店構えからは全く想像ができなかったのが、メニューの多くはヴィーガン対応だったこと。さすが健康意識の高い、葉山の町にマッチしています。
イギリスに本店があるということは、ここはまず、イングリッシュマフィンでしょ!と思いオーダーしました。ミックスサラダとコーヒー付き。
サラダってレタスと一品くらいかな、と思っていたら、充実した中身のサラダ!
ビーツにフライドオニオンまで入っていて、かなりボリューミーです。
そしてメインのマフィン。アボカドとカリカリベーコンの塩っけに、相性の良いソースがたまりません!もうこれはリピートです。
別の日はランチもすませ、夕暮れ時に訪問。スイーツもどれをとっても、ヘルシーな感じ。
今回は逗子のAMIGO KITCHENさんのヴィーガンブラウニーをいただきました。
ドリンクはアイスカフェラテ。
こだわりがあるようで、まず混ぜずにこのまま召し上がってください、と。その後混ぜていただく、というスタイル。
ミルクが特別なのでしょうか、今までに味わったことのない、ラテですがあっさりした感じでした。
充実したコーヒー豆、パッケージもお店にマッチ!
カウンター近辺にはコーヒー豆がたくさん。自分はコーヒーがあまり詳しくないので、好みをお伝えしたところ、とても丁寧に説明してくださり、セレクトしていただきました。
今回購入したのは「EASY TIGER」というもので、独特のチェリーフレーバーで香り高く、今は朝のコーヒータイムがとても楽しみです。
このお店は、コーヒーにこだわりを持つ方だけでなく、ファッション、ミュージック、ロンドン好きが集まっているようなコーヒーショップ。ロンドンのよき雰囲気をそのまま葉山に持ってきて、葉山の方が徐々に親しみを感じているようです。
ただ、ちょっと入るのにはじめは勇気がいるかもしれません(笑)。
テイクアウトも対応されているので、まずはテイクアウトでお試しでも!
コーヒーやフードの味はもちろん、店員の方々もとてもフレンドリーかつ丁寧で、一度行ったらリピートすること間違いなしです。
Dark Arts Coffee Japan
住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄29
アクセス:JR横須賀線逗子駅、京急逗子線逗子・葉山駅より京急バス長柄交差点
または長柄橋下車徒歩2分
電話番号:046-895-3151
営業時間 9:00-18:00
定休日:月曜日