平塚の“弦斎カレーパン”が定期的に食べたくなる!
ということで、老舗パン工場「高久製パン」へ行ってきました。
なんと創業94年!
「平塚の街をおこしたい」という想いから誕生した弦斎カレーパンは、今や、地元で知らない人はいない “湘南ひらつか名産品”。
ニュースやバラエティでも、数々取り上げられています。
平塚駅北口から線路沿いを歩いて10分ほど。
踏切あたりまで近づくと、
甘い香りがふんわ~り漂ってきます。
すると見えてくるのが、
ちょこんとたたずむ、インパクト大!な食パン型のお店。
なんとも可愛らしいですね。
入り口から出口までわずか5歩ほどという小さなお店の中に入ると…どこか懐かしい雰囲気のおいしそうなパンがぎっしり詰まってます!
(ちなみに、この日は土曜日のオープン直後だったんですが、待つこと5分でお店に入れました)
さんざん迷った末に、お目当てのカレーパンとカステラサンドを購入!
平塚名物カレーパン!
毎回絶対に外せないのが、“弦斎カレーパン”です。
ご飯が練り込んである生地は、カリカリもちもち。
スパイシーでコクがある本格カレーには、隠し味にココナッツミルクが入っているそうです。
辛いのが苦手な方でも、おいしくいただけますよ!
(私もカレーは甘口派なので笑)
所々に隠れているパリパリ食感の正体は、福神漬け!これがまたイイんです。
まさにカレーライスのようなカレーパン。
工場がすぐ後ろにあるから、揚げたてが食べられるっていうのも最高ですよね。
一度食べるとハマること間違いなしです!
名前の由来「弦斎」とは…?
気になる名前の”弦斎”というのは、
その昔、小説家として活躍していた村井弦斎のこと。
(平塚には「弦斎まつり」や「弦斎通り」、「弦斎公園」がありますが、明治時代から関係が深いんですね)
そして、このカレーパンは、彼の著書「食道楽」に出てくるレシピを再現したものなんだそう。
それが今では、数々の賞を受賞し、平塚を代表する名物になっているとは…歴史を感じますね!
続いていただいた、カステラサンドはしっとりして、意外と甘さは控えめ。生クリームと酸味の効いたフルーツのようなソースが絶妙でした。
毎日お買い得!アウトレットパン
カレーパン以外にも、魅力的なパンがたくさんありますが、
どれもとにかく安い…!
中でもコッペパンや食パンの詰め合わせ、通称「アウトレットパン」は1袋120円で買えちゃいますから、ビックリですよね。
お得すぎる…これを目当てに来られる方も多いんだとか。
「高久製パン」は、店舗販売だけでなく、学校給食としても街を長く支えてきたそうです。
平塚出身ではない私からすると、学校でここのパンを食べられたなんて、うらやましいです(笑)!
なくてはならない思い出の味なんですね。長い間、愛され続ける理由がわかります。
そのほか、イベント会場にも、たびたび出店されていて、名物カレーパンや、今流行りのマリトッツォが都内近辺で食べられるそうです!
イベントは毎月いろんな百貨店などで行われているので、お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
でもやっぱり発祥の地で、揚げたてが食べたい!という方はぜひ、平塚で「弦斎カレーパン」味わってみてください!
高久製パン
・住所:神奈川県平塚市老松町10-18
・アクセス:JR東海道本線平塚駅(北口)から徒歩10分。線路沿いを茅ヶ崎方面へ。平塚駅から767m
(専用の駐車場はありませんが、徒歩1分のところに60分100円のパーキングがあります)
・TEL:0463-21-2614
・営業時間:10:30〜16:30
・定休日:年末年始
(営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。)