もったいないをレスキュー!逗子の「Mottene(モッテーネー)」

逗子のメインストリート、逗子銀座商店街を歩いていたら、工事中のお店の前に人だかりができているのを発見!

三浦産の立派な葉付き大根が売られていて、しかも1本100円!
さっそくゲットしちゃいました。

しばらくしてまた前を通りかかると今度は春キャベツが売られていました。

なんのお店ができるのかな?と思っていると、ドアの上に「Mottene」の看板が。

なんて読むのかな?「もっとてね」?それとも「もってね」?
なんて思っていたら、横のガラスに「廃棄される野菜をレスキュー」の文字が!

「Mottene」はモッテーネーと読むそうで、「もったいない」からきているのね、と納得。

今回は5月にオープンしたこのお店をチェック!

もったいない野菜たちをレスキュー!

こちらのお店は「地域のもったいないモノ」を活用するコンセプトショップとして5月2日にオープン。

「もったいないモノ」とは、おいしく食べられるのに形が悪い、傷がある、サイズが大きいまたは小さいなどの理由で廃棄されてしまう規格外の野菜や果物などのこと。

逗子・鎌倉・葉山など三浦半島で採れたこのような野菜や果物を、スープやジュース、お惣菜に加工して販売しています。

これらのスープやラタトゥイユ、ザワークラフト、福神漬けなどのお惣菜は、「UNIQUE VEGGIES」としてパックに詰めて販売されています。

調理加工の過程で出る食べられない部分は、逗子や葉山で飼われている鳥の餌となっているそう。

それでも残ったものはコンポストで土に還すのだとか。

徹底してフードロスをなくそう、という心意気。
見習いたいです!

きっかけはまちの夏みかん

晴れの日が多く、温暖な気候の逗子・葉山では、住宅街で夏みかんの木をよく見かけます。

このコンセプトショップがオープンするきっかけとなったのは、個人のお宅の庭になるみかんだったそう。

たわわに実るみかんを見て、これらは収穫されないのでは?と思いたち、住民に声をかけて譲ってもらい、加工して販売する活動を始めたのだとか。

その後「まちのもったいない!有効活用プロジェクト」を発足し、農家で間引きされるみかんを使ったジュースや、個人宅の梅を使ったかき氷やジャムなどを作るようになっていったそうです。

今日は店頭で販売されている「まちの夏みかんジュース」をいただくことに。

さっぱりした甘さに濃厚なみかんの香り、そしてちょっと苦味もあって本当においしい!

混じり気のない自然な味わいで、体にもいい感じ。

そしてこのジュースが入っている容器はなんと燃やすことができるエコプラスチック、ストローもとうもろこしから作られたものだそう!

体にも、環境にも、そしてもったいない果物にとっても、いいことがいっぱいのジュースなんてステキです。

逗子の街からフードロスについて考える

お店ではもったいない野菜から作られた日替わりのお惣菜をはじめ、天然酵母の全粒粉パンで作ったサンドイッチや、新潟の農家直送のお米を使ったおにぎり弁当なども売られています。

また「おでん酒場 あっかんべー」のおでんや「海山コーラ」、「亀亀堂」のパンなど、逗子にあるいろいろなお店で作られた商品も販売。

もちろん農家さんから直接仕入れた野菜や果物も買うことができます。

店内は木のフローリングに白木の壁とおしゃれな雰囲気。

ゆくゆくは店内奥にあるスペースでもイートインできるようになるそうですよ。

地元の「もったいない」ものを分け合い、流通させることで地域経済を循環させる、それと同時に環境にも配慮していくなど、フードロス問題やSDGsに真剣に向き合っている「Mottene」。

けれども肩に力が入った感じはなく、お店の中にはゆったりとしたおだやかな風が吹き抜けていて、逗子の街になじんでいます。

こちらのお弁当やジュースを買って、原料の野菜や果物について思いをはせてみるのもいいかもしれませんね。

Mottene(モッテーネー)

住所:神奈川県逗子市逗子1-6-6
アクセス:JR横須賀線逗子駅より徒歩3分
     京急線逗子・葉山駅より徒歩4分
TEL:046-874-7009
時間:10:00-18:00
定休日:不定休

※定休日や営業時間などが変更される場合もありますので、訪問される際には事前に確認してください。