鎌倉の地元気分を味わうなら!ダイニングバー「ルアーズ」

地元民から愛される、ダイニングバー「Lure’s(ルアーズ)」。

鎌倉駅東口から徒歩15分。鎌倉材木座の閑静な住宅街に、ひっそりと建っています。

ルアーズの入り口は、あたたかな色の照明で、ポワンと照らされています。

扉は常に開いていて、材木座の海風と共に吸い込まれたい気持ちになります。

そんな、ずっと気になっていたルアーズに家族で晩ごはんを食べに行きました。

都会にはない、自然体なお店

店内をのぞくと、まだお客さんはいない様子。

開け放された扉を入ると、お店の人がいない。

「すみませーん」と店の奥に向かって声をかけると、奥から店主さんが来てくださいました。

都会だったら、待ち構えた店員さんに「いらっしゃいませ〜」と言われるけど、ルアーズはなんだか自然体でステキです。

さて、メニューを拝見。

カルパッチョやチョリソーなどお酒のおつまみになりそうなものから、魚のムニエルやステーキなど、がっつりした一品ものまで。

さらには、各種ピザ・パスタ、カレーなど、子どもが食べやすいメニューもあり幅広いです。

夜は1人ワンドリンク注文する制度です。

洋食に合いそうな、グラスの赤ワインを注文。

注文後は店内をぐるりと拝見。

照明はステンドグラスになっていて、とてもかわいいデザイン。

開け放された扉から、涼しい宵の海風が入ってきて、開放的な気分です。

しばらくすると、ほかのお客さんが何組か入ってきました。

どなたも「こんばんは〜」と店主に話しかけながら席につきます。

常連さんであふれる、地元密着のあたたかいお店なんだな〜ということが伝わってきます。

かといって、新しいお客さんを拒むような雰囲気はないのが不思議。

開け放された扉と、そこから入るさわやかな海風が、来るものを拒まないサバサバした雰囲気を作っているのかもしれません。

料理のクオリティーの高さにビックリ!

待っていると、お料理が次々と運ばれてきました。

まずは、フィッシュアンドチップス。

出てきた時、そのクオリティの高さにビックリしました。

冷凍の白身魚とポテトではありません。

天ぷらのような大きな衣がザクザクしています。

ポテトは生のじゃがいもがゴロッとカットされた形で、中はホクホク。

白身魚も身がしっかりとしていて、噛むとホロッと崩れます。

タルタルソースはもちろん、アッサリしたビネガーソースも添えられていて、白身魚によく合いました。

続いて、明太子ポテトピザの登場です。

クリスピー生地で、耳がカリカリ香ばしい。

明太子も辛くなく食べやすくて、5歳の息子が何枚もお代わりしていました。

お次は、メンチカツ。

このメンチカツがすごかった!

大きなお皿にドーンと乗った、巨大な一枚メンチカツ。見た目の迫力満点です。

ナイフを入れた瞬間、「ザクッ」と大きな音がしたかと思うと、衣を突き破った肉汁がジュワッとあふれます。

ザクザクした衣と、肉汁あふれるメンチのハーモニーがたまりません。

巨大なメンチカツでしたが、家族でシェアしたらあっという間になくなりました。

最後はペスカトーレ。

魚介の旨味がギュッと詰まったパスタです。

おいしくて止まらず、赤ワインも進んじゃいました。

みんなの心が通い合う、あたたかいお店

食べ終えて大満足でお会計をしようとすると、また新たに家族連れのお客さんが入店しました。常連さんのようです。

店主さんが厨房で忙しそうにしていると、入店したばかりのお客さんが、「片付けるよ〜」と、なんと私たちのお皿を下げてくださったのです。

そういうことが自然とできちゃうお店。人の心と心が通い合う、ステキな空間なのですね。

席が空いていなかったので、「ここ、もうすぐ空きますよ〜」とこちらから声をかけました。

私たちは常連ではないのに、自然と自分から声をかけることができちゃいました。不思議なお店の雰囲気ですね。

心にまでポワンと灯りがともったような、あたたかな気持ちで帰路についた私たち。

観光地鎌倉とは一味違う、地元ならではの雰囲気を感じるのにピッタリのお店です。

Lure‘s(ルアーズ)
住所:神奈川県鎌倉市材木座3-1-15
アクセス:JR横須賀線・湘南新宿ライン「鎌倉駅」東口から徒歩15分
電話番号:0467-23-7364
営業時間:12:00-15:00、17:00-22:00
定休日:木曜日

※臨時休業する場合があります。最新情報は店舗にご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。