さまざまなジャンルにおいて、日々変化しているニーズ。
特に飲食店は、時代の移り変わりが激しい業態とも言われています。
そんな中、40年以上続く、伝統あるパン屋さんが茅ヶ崎にあるんです。
地元のファンも多く、愛され続けているパン屋「シャンボール」をご紹介します。
昔ながらの町のパン屋さん
JR茅ヶ崎駅南口より徒歩約5分。
居酒屋や花屋などが並ぶ商店街の一角に位置するのが「シャンボール」です。
1978年に創業されたシャンボールは、昔ながらの町のパン屋さんのような外観が特徴的。
長い歴史を持ち、地元では知らない人はいないとか。
店主と奥様の二人で営んでおり、いつお店の前を通ってもお客さんで賑わっています。
こじんまりとした店内ですが、お店の前にはテラス席が設置されています。
暖かい日には、買いたてのパンとコーヒーを片手に、茅ヶ崎の風を感じながらテラスでいただくのも良いですね。
伝統と流行を大切にするパン作り
シャンボールでは、創業以来長年定番となっている「UFOパン」や、ロングセラー商品である「甘食」が看板メニューとなっています。
中にカスタードクリームがたっぷり入った「UFOパン」や、ケーキのように食べ応えのある「甘食」を求めて、遠方から来るお客さんもいるそうです。
伝統の味を守り、常に生地とのコミュニケーションを大切にしていると言う店主。
近年では、昔ながらのおいしさに加え、新メニューの開発にも力を入れています。
毎週、木曜日~日曜日には、新メニューである「グルテンフリーの米粉パン」を販売しています。
米粉は腹持ちが良いだけでなく、小麦アレルギーの方でも安心して食べられます。
「グルテンフリーの米粉パン」の特徴は、使用している水。
「ハワイアンウォーター」というハワイで得られた純度の高い水を使っています。
ハワイアンウォーターは、超軟水でありながら米粉との相性が良く、おいしい生地が作れるとのことです。
ハワイの姉妹都市である、茅ヶ崎市ならではの取り組みですね。
飽きが来ないシンプルな味わい
この日は、15時頃に訪れたのですが、残念ながら「甘食」と「UFOパン」は売り切れ。
しかしこの他にも、魅力的なパンがずらり。
ハワイアンウォーターを使用して作られる「HAWAIIあん米粉パン」や、具材がたっぷりの「サンドウィッチ」など。
ここで目を引かれた、「コッペパン ピーナッツクリーム」を購入しました。
手書きで「ピーナッツ」と書かれ、シンプルでなんだかほっこりするような見た目です。
ピーナッツクリームは甘すぎず、しっかりと食べ応えのあるパン生地と相性抜群!
15cm以上ある大きめのコッペパンでしたが、ぺろりと一人で平らげました。
この他にも、たくあんとマヨネーズを挟んだ「たくマヨチーズ」や「きなこ」のコッペパンもあり、バリエーションは豊富です。
しかしやはり、まずは定番の「UFOパン」と「甘食」を食べてみたいところ…!
近々、またリベンジしに伺います!
シャンボール
住所:神奈川県茅ヶ崎市中海岸1-1-52
アクセス:JR茅ヶ崎駅南口より徒歩約5分
電話番号:0467-86-7783
営業時間:08:00~19:00
定休日:火曜日