残暑にも食べたくなる藤沢の小さな牧場ジェラート

だいぶ暑さも落ち着いて夕方には秋の虫たちの声が聞こえたかと思うと、

次の日にはギラギラの太陽が出ていて夏に逆戻り?

なんて秋モードに切り替えていた気分も

毎日の気候に左右されてしまう日々が続いています。

この間の週末は、雨が降りそうだから1日家にいようと決めていましたが。

朝起きると気まぐれ太陽が出ていて、お出かけしたい気分に。

どこに行こうという予定もなかったので、前から気になっていた

小さな牧場に行ってみることにしました。

かわいい牛さんがお出迎えしてくれます

実は、藤沢の北側には川や畑、牧場まで、少し田舎の雰囲気が漂っています。

藤沢=湘南のイメージを持たれている方だと

想像つかないくらいの自然豊かな場所でもあるんです。

私は、初めてなので車で行ったのですが、

藤沢を南北に通っている境川という川があり、

そこに沿うようにあるサイクリングロードを歩いていくこともできたみたい。

もう少し過ごしやすくなったら川沿いを運動がてら

歩いてみるのもいいかもしれませんね。

車で行くと見逃してしまいそうな、小さな牧場に入ると駐車場には

茶色の牛さん達がお出迎えしてくれました。

8台くらい車を停めることができる駐車場でしたが、

日曜のお昼でほぼ満車の状態。

こんなに混んでいるとは思わず、びっくりしました。

様々な味のジェラートが並ぶ店内

この牧場は日本一小さな牧場ともいわれている「飯田牧場」で、

ジェラートも販売されています。

地元でも美味しいと評判だったので期待しながら並ぶことに。

現在はコロナウイルス感染対策として、1組のみの入店になっていました。

前のお客さんが出てくると入ることができるのですが、

店内に並ぶ美味しそうなジェラートの種類が見たくて、

順番がくるまで窓の外からジロジロと見てしまいました。

やっと店内に入って注文の味を決める時間。

シングルとダブルが選べるとは知らず、欲張ってダブルにしてみたものの

何味にしようか、目の前で見てまた悩んでしまいました。

きっとみなさん、そうなんでしょうね。

一緒に行った友人たちも再度悩んでいました。

やっと決めた味は「チョコチップと紅茶」。

定番や味の相性を全く気にせず、欲望のままに好きなものを選んでしまいました。

食べてみると、濃厚だけれどさっぱりしたミルクに

パリパリのチョコチップが最高においしくて、

紅茶を後回しにしていたら溶け気味に…

でも少し溶け気味の紅茶もロイヤルミルクティーのようになっていて、

それもまたおいしい。

どちらの味も楽しむことができました。

外には、サイクリングで訪れたお客さんや

牛を見て楽しそうなお子さんもいて、

牧場がみんなの憩いの場になっていることが感じられました。

是非飲んでみたい濃厚な牛乳

ジェラートに夢中になりすぎて、

今回は購入することができなかった牛乳も販売されています。

お店の後ろで育てられた牛のフレッシュな牛乳がその場でも飲むことも、

お土産として持ち帰ることもできるそう。

スーパーで買う牛乳とは全然違う濃厚さということで、飲んでみたくなりますね。

この日は売り切れだったけれど、飯田牧場の牛乳と藤沢産の卵で

作られたプリンも販売されています。

藤沢の新しい魅力を知れた気持ちでうれしくなりました。

牛さんを近くで見ることができて、その牛さんの牛乳を飲んだり、

その牛乳からできたジェラートやプリンを食べることができる。

お子さんと来たら小さな牧場で食育ができそうですね。

是非訪れてみてください。

飯田牧場

住所: 藤沢市西俣野981

交通: 自転車・車(六会日大前駅から1,954m)

TEL: 0466-83-6010

営業時間: 10:00~17:00

定休日: 水曜(祝日は営業)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。