晴れた日には藤沢市の「今田遊水地」広場で太陽の光を浴びてみよう

梅雨が始まってしまい、雨が多い毎日ですね。
そんな時は、晴れた日があるとうれしいものです。貴重な晴れの日には洗濯や布団を干したいところだと思いますが、そんな日だからこそ、外に出かけませんか?

「境川遊水地公園」は横浜市戸塚区、横浜市泉区、藤沢市の境に位置します。
少年野球場、多目的グラウンド、テニスコートなどもありますが、今日はそのうちの1つの「今田遊水地」広場を紹介したいと思います。

私たちを守る遊水地

まず「遊水地」の意味ですが、洪水を氾濫させないために、左右の岸に河川堤防と呼ばれる盛り土を作ります。その一部を低くして河からあふれた洪水を一時的に貯留する場所が「遊水地」です。洪水被害を軽減させるために作られる池のことです。「境川遊水地公園」は水害から私たちを守る遊水地を、平常時に有効利用している公園だそうです。日本は自然災害の多い国なので、このような対策をしてくれていると、川のそばも安心して住めますね。

岸は高く作られているため、道路から徒歩で下の公園へ行く時は、かなり階段をおります。川沿いの家と川との高さがある、こういった階段などを見ると、ここは遊水地なんだな、と改めて思いました。

オープンワイドな公園

「境川遊水地公園」は周りに高い建物もなくとてもオープンです。川沿いには歩道があるので、犬の散歩や、最近在宅勤務でちょっと運動不足な人にもウォーキングが最適だと思います。信号や車の心配もなしです。私は愛犬の散歩に行きましたが、天気のいい日の散歩はとても気持ち良かったです。もちろん愛犬も大喜びです。

赤ちゃんとお散歩時にも心配なし

私がこれは!と思ったのが、情報センターでもある「今田管理センター」です。

キレイに管理されているのはもちろんのこと、私が何よりも感動したのが「授乳室」です。

赤ちゃんと長時間お散歩ということはあまりないと思いますが、それでもオムツが変えられたり、授乳ができる所があると、お母さんたちもとても心強いと思います。
「境川遊水地公園」には遊具はありません。本来の目的の川が氾濫したとき川の水の流入、拝出の防げになるものは置かないそうです。なので赤ちゃんとお散歩や、ちょっとしたピクニックなどに最適だと思います。

行き方はいろいろ

「境川遊水地公園」に行くには、車だと藤沢町田線(467)の湘南台付近、信号は「亀井野」を東側に曲がります。その後は標識のとおりです。電車やバスからでも行けます。湘南台駅-立場ターミナル間のバスでしたら元木で降りればバス停と公園は数分です。
藤沢市民総合図書館からだと徒歩10分程度で行かれるので、帰りに図書館に立ち寄ってみるのも可能です。

駐車場もあります。

「ずっとやりたかったことをやりなさい」というリタイアをした人に向けた本があります。その中に「ソロウォーキング」(通勤や通学はふくまず、ペット、子どもと一緒ではない一人のみということ。スマホも持たない)をすると、自分の頭でいろいろ考えることができ、ひらめきもある。というようなことが書いてありました。私はまだリタイアしていませんが、周りに気が散るものがない「境川遊水地公園」で「ソロウォーキング」をやってみたいと思います。

梅雨の時期は、雨ばかりで憂鬱になることもあると思います。だからこそ晴れた日にはリフレッシュが必要ではないかと思います。先ほども書きましたが、何もないところで頭を空っぽにしてみるのはどうですか?

境川遊水地公園
アクセス:湘南台駅東口から神奈川中央交通バス・湘07系統「立場ターミナル」行きで約10分「元木」バス停下車
住所:神奈川県藤沢市今田
電話番号:045-805-0223
開園時間:3〜5月(8:30-18:00) 6〜7月(8:30-19:00) 8〜9月(8:30-18:00) 10〜2月(8:30-17:00)
休園日:12月29〜1月3日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。