麺類大好きな私は、おそばにも目がありません。
おいしいと聞けば、すぐ行ってみたくなってしまいます。
逗子・葉山にも有名なおそば屋さんがいくつかあるのですが、「逗子・葉山駅」の構内にあるおそば屋さんがおいしいよ!との耳よりな情報をゲット!
お店の名前は「浪子そば」。
浪子といえば、逗子海岸近くに浪子不動と呼ばれるお寺があり、浪子最中を販売している和菓子屋さんもあるんです。
そんななんとも逗子らしい名前のおそば屋さんに、お出かけしてみました。
打ち立ての生麺とこだわりのダシ
京急線の「逗子・葉山駅」には南口と北口があります。
「浪子そば」は北口改札を出て、すぐ左側にあります。
駅ビルの3階にあるので、街中からお店に行く時にはHACドラッグのとなりのエスカレーターをのぼります。
その横にこんな看板が。
「毎朝打ち立ての生麺」「宗田節を使ったこだわりの出汁」の文字を見ると、期待度がますます高まります。
3階にあがると正面に改札、右手にお店がありました。
見た目は駅の構内でよく見かける、いわゆる駅そば屋。
お昼どきを過ぎていましたが、中をのぞくとお客さんでいっぱいです。
表のガラス戸には、「2分お待ち下さい!!生麺から茹であげます。」と大きく書かれています。
注文を受けてからゆでるなんて、スピード重視の駅そばではめずらしいのでは?
入口の左側にはメニューの一覧が。
天ぷら、たぬき、きつねなどのメニューはそばとうどんがあり、また冷やしにすることも可能。
そしてカツ丼やカレーライスなどのご飯ものもあって、そばやうどんとのセットもあります。
メニューを見ていると店名「浪子そば」と同じものが。
きつねとたぬき、月見にわかめの全部のせのようです。
今日はこちらをいただくことに決定!
「駅そばのわりに 旨いな」を目指して
お店に入ると左側に券売機があり、そちらで食券を購入して、お店の方に手渡します。
店内は立ち食いではなく、コの字型のカウンターになっていて、全部で14席あります。
ビジネスマン風の人が多いかと思っていましたが、若い人や女性も多くてちょっとびっくり。
お買い物途中のマダムのとなりに空いている席を見つけて座りました。
カウンターの上には「『駅そばのわりに 旨いな』を目指して」と書かれたプレートが置かれています。
そこには高知県の「かつをぶしの池田屋」に依頼し、鰹節、宗田節、サバ節をバランスよく配合してもらってそばのつゆを作っています、と書かれています。
しかも使っているのは「あら節」ではなく、熟成に時間をかけた「枯れ節」なのだそう。
また麺も横須賀の船食製麺から毎朝、打ち立ての生麺を仕入れているのだとか。
これを読んでいるだけでお腹がすいてきます。
すると「浪子そばのお客さまー」との声が。
カウンターに向かうと、そばの横に「お好みでご自由にふりかけてお召し上がり下さい」と、ダシのふりかけが置かれています。
おー、太っ腹!
せっかくなので、熱々のそばにそのダシをフリフリしました。
こだわりのおつゆとそばを実感
お揚げと天かす、わかめ、生卵、ねぎ、そしてダシのふりかけがのった「浪子そば」、ほんとにおいしそう!
まずはおそばをいただきます。
あたたかいおそばなのに、コシがあって歯応えもしっかり。
食感はなめらかでのどごしもよく、細麺なのでそばつゆがよくからみます。
そしておつゆはダシのうまみと香りがしっかりと感じられて、おそばをさらに引き立てています。
少し甘みがあって、まろやかなおつゆはまさに私好み。
お揚げは甘辛い汁をたっぷり吸っていて、一口かじるとジュワーっと口の中に広がります。
最後に生卵をくずし、おそばにからめていただきます。
おつゆもすっかり飲み干してしまいました。
あー、おいしかった!ごちそうさまでした。
おとなりのマダムをチラッとみたら、もりそばとカレーライスのセットを召し上がってました。
カレーや丼のごはんも、逗子の老舗米店「ちんや商店」から、その時期に一番いいお米を配達してもらっているのだとか。
次回はごはんものも食べてみたいなー。
店主こだわりの材料をそろえて作られた品々は、「駅そばのわりに旨い」を軽々と超えたクオリティー。
だけどお値段は駅そば価格なのがうれしい!
こんなおそば屋さんが近くにあって、手軽に食べられるのはまさに逗子のいいところ。
ぜひ一度、「逗子・葉山駅」の「浪子そば」、味わってみてください!
浪子そば
住所:神奈川県逗子市逗子5-1-6 ニート新逗子3F
アクセス:京急線「逗子・葉山駅」北口改札を出てすぐ
TEL:046-872-3278
時間:平日 8:00-20:00
日曜・祝日 8:00-19:30
定休日:なし(正月三が日はお休み)