京急逗子線の終着駅、逗子・葉山駅。南北に長いこの駅沿いに流れているのは、田越川です。その京急線の電車と川を同時に眺めながら、食事ができるカフェがあります。
店名は「Cafe PRATO(プラート)」。
オーナーさんは、知る人ぞ知る中目黒のイタリアンレストラン「アゴスティーニ」を10年ほど経営されたあと、2014年に逗子に移転をして現店舗名となりました。
店名にカフェとついていてカジュアルに聞こえますが、個人的には食事もいただける立派な“レストラン”だと思います。それくらい、ひとつひとつのメニューにこだわりが感じられるのです。
数年ぶりにおじゃましました。今回はこちらを紹介しますね。
明るい陽射しが心地よい店内
逗子・葉山駅を下車。北口の線路を渡って川沿いに歩いた数軒先にあります。
ブラウンの壁に、白のシンプル且つ控えめの看板。駅の反対側の川沿いは住宅街になるので、ここが飲食店とはちょっと気づきにくいかもしれません。
店舗は3階建ての建物で、1階が厨房とカウンター席、2階がテーブル席となっています。店内に入ると2階へ案内されます。
この白い壁と木目の飾らない雰囲気、ナチュラルで落ち着くんですよね。
席数は20席弱でしょうか。こぢんまりとしていますが、来店する客数によって席のレイアウトが変更できそうです。この日は4組のお客さんが先にいらしていて談笑されていました。
食欲そそるさまざまにアレンジされた豊富なメニュー
この日のランチメニューはこちら。
メインはパスタ・お肉・お魚・パニーニの4種。パスタは4点からセレクトが可能です。セットは、このメインにサイドメニューの「小さいお皿」とスープ、それに自家製のパンがつきます。
この量でとてもリーズナブルではないですか!
おっと大事なポイント!ランチでもアルコールをいただけるようです(笑)。
これ以外にもアルコールメニューはあります。
オーダーしたあとは、ピッチャーと共にお水がサーブされてフードを待ちます。
お店の方は、厨房がある1階と客席のみの2階を行ったり来たりされているので、ピッチャーが正解ですね。
ひとつひとつ手の込んだメニューをじっくり味わう
この日はパニーニのランチセットをオーダー。すぐにメイン以外のフードがトレイで運ばれてきました。
「小さなお皿」は、茹で卵とくるみのミモザ風サラダ、スープはニンジンスープをオーダーしました。小さなお皿?いやいや、かなりの大きさ、メインのような存在感です。
そしてメインのパニーニ。
パンをいただいた後ですが、オリーブオイルで味付けされたトマトと共にお腹に入って行きました。
お会計で1階へ降りると、カウンターにビスコッティが!こちらのお店、スイーツもおいしいらしいのです。メニューには、自家製のシングルアイスが8種類もありました。
ランチのメニューはほぼ毎日変わるそうで、きっと何度行っても飽きさせない魅力的なメニューのラインナップなのでしょう。
ディナータイムも営業しています。夜は1Fのみですが、2Fは貸切で利用ができるそうです。ランチでこのクオリティ、ディナータイムのメニューやアルコールも気になりますね。
その日のメニューは行ってからのお楽しみですが、きっと満足できるカフェです。
Cafe PRATO
住所:神奈川県逗子市逗子4-1-33 アオイビラ逗子
アクセス:JR横須賀線/逗子駅から徒歩3分
京急逗子線/逗子・葉山駅から徒歩1分
TEL:046-872-3186
営業時間:ランチ11:30-16:00(LO14:30)
ディナー17:00-23:00(LO21:00)
定休日:日曜祝日・木曜夜