逗子の住宅街にある猫好きオーナーが経営される「カフェ ラ・シャット・ロンロン」

猫好きのご夫婦が経営しているカフェがあります。その名も「カフェ ラ・シャット・ロンロン」。「ラ・シャット・ロンロン」とは猫がゴロゴロ喉を鳴らしている、という意味だそうです。

店内のどこを見ても、猫のイラストや猫をモチーフにしたものばかり。猫好きにはたまらないこちらのお店を紹介しますね。

住宅街に現れる「自家製 天然酵母パン」ののぼり

カフェは、JR横須賀線の逗子駅と京急逗子線の逗子・葉山駅のちょうど真ん中あたりに位置します。どちらからも徒歩5分前後。

大通りにアイスクリームで有名なmoomoo’s (モーモーズ)があります。その角を住宅街に入っていくと、のぼりが見えてきます。うすい山吹色のアパートのようなたたずまいの奥にカフェがあります。

路地裏なので、他駅から来る方はあまり通らない通りにありますが、何もないので余計にこののぼりが目に留まります。

外にメニューも掲げられていました。ランチメニューは、パスタにカレー、パンランチ、しっかりといただけるものばかりです。

入口はこの建物の奥、突き当たりにあります。ドアにはトリコロールカラーの「OPEN」と、猫の絵が描かれています。

なせ、トリコロール?そう、ご夫婦はフランスアルザス地方にてお菓子の修行をされていたそうです。

「カフェ ラ・シャット・ロンロン」の店名の前に「逗子のくつろぎカフェ」とつきます。ご夫婦がフランスに行かれていたこともあり、ヨーロッパの方々が、カフェの時間を大切にしていることも意識されているのでしょう。

ブラウンを基調としたインテリア。壁に飾られている絵本まで猫なんです。

テイクアウトも豊富、猫缶に入ったギフトも!

外から見ただけでは、イートイン専用のカフェかと思っていました。ですが、テイクアウトの種類も豊富です。

住宅街なのできっと重宝されていることでしょう。ランチ中に、次から次へと、テイクアウトをオーダーするお客さんが訪れていました。

また、ちょっとしたプレゼントに最適な焼き菓子もたくさん取り扱っています。良質な国産小麦を使用しているようです。

そしてこちらは地元の逗子葉山経済新聞でも取り上げられたという、かわいらしい猫の缶に入った菓子。この猫は、飼い猫をモチーフにしているそうです。飼い主にとってはたまらないですよね。

そしてなんと、猫の雑貨類も店内で販売されています。バッグからタオルにぬいぐるみ、カフェと思って訪れた方は驚きですね。

「くつろぎカフェ」でパンランチをいただく

季節ごとに変わるカレーもイチオシメニューのようですが、パン好きはやはり、天然酵母パンが気になります。この日は「本日の天然酵母パンランチ」で、テリーヌとカナッペ2種のプレートをいただきました。

ハード系のパンにサラダもしっかりついて、程よい量でしたが、店内に入った時に見逃さなかった、スイーツのショーケース(笑)。

店名の入った「ロンロンプリン」を食後にいただきました。沖縄のきび糖を使用した甘さ控えめのプリンでした。

カフェかと思い訪問をしたら、パンあり焼き菓子あり雑貨あり。オーダーでバースデーケーキも頼めたり、オンライン販売もされているそう。発見が多い店でした。

口コミで必然と猫好きが集ってもいるようです。猫好きの方もそうでない方も、住宅街の静かなカフェでまったりして見てはいかがでしょうか。

Café La Chatte Ronronne(カフェ ラ・シャット・ロンロン)
住所:神奈川県逗子市逗子2-8-8 ペジーブルマラン1F
アクセス:JR横須賀線:逗子駅徒歩6分
京急逗子線:逗子・葉山駅より徒歩4分
電話番号:0466-86-7710
営業時間:水~日:10:00~18:00(18:00以降は要相談)
定休日:月曜・火曜

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。