江の島の海岸から夏の終わりを知らせるような風が吹き始め、
昼間の暑さがほんの少しやわらぎ、8月も終わりを迎えました。
夕方から夜にかけては、やはりグッと気温が落ちたような気がします。
そんな中、17時ごろから江の島までお出かけに行ってきました。
人通りの少なく落ち着いた参道
夕方の江の島は夏休みが終了していたためか、
何となく人通りが少なく、すんなりと頂上までの道のりを進むことができ
少しさびしさを感じさせるような落ち着き具合でした。
涼しくなってきたとはいっても、
頂上まで登ると汗だくで、のどがカラカラになりました。
江の島シーキャンドルの下にある優雅な空間
本日のお目当てだったのが、「江の島サムエル・コッキング苑」という
四季折々の花や植物、イベントを楽しむことのできる植物苑の中にある
「THE SUNSET TERRACE」。
江の島シーキャンドルと呼ばれ、
江の島のシンボルとされる灯台の下に位置しています。
そこは、夕日が沈む方角にイスとテーブルが並べられていて
ゆったりと風を感じながら、
のんびりとした時間を過ごすことのできる空間になっていました。
夕日を見ながらお酒や食事も楽しめる
頂上に着いたときにはちょうど夕日が沈み始めたサンセットタイム。
灯台の下には「TODAI KITCHIN DELI&TEA」という
湘南藤沢野菜を使用したサンドイッチや手作りデザート、
アルコールといったこだわりメニューを提供しているお店があるのですが
この時期はテラス横にテントを出していて、お酒とお食事をオーダーできるので
そのまま外で夕日を見ながら気持ち良くいただくことができます。
オーダーしたのは、神奈川でとれるといわれるオレンジの品種で最近よく見かける
湘南ゴールドのお酒とスペアリブ、スモークサーモンのサンドイッチです。
海に沈む寸前の夕日はテラスにいる人全員が見とれる美しさ。
今年は来ることができない人のためか、
テレビ電話で景色の綺麗さを伝えているお客さんもいました。
早くこの素敵な空間を遠方の人から海外の人までたくさんの人が
見に来ることのできる日が来てほしいなとしみじみ感じてしまいました。
週末にはこの空をバックにアーティストが心地よい音楽のライブを行う日もあるそうで
それを目当てに来てみるのもいいかもしれませんね。
夕日が沈むと始まるライトアップ
日が沈むと灯台に明かりがつきます。
年間を通して様々な色に変わるのですが、この季節はブルーでした。
夕日のオレンジからブルーへの変化もまた綺麗ですよね。
後ろを見るとテラスも電球色に照らされムードある雰囲気に。
灯台の明かりが反射して青い湘南の海を連想させるようでした。
苑は8時に閉まってしまうことをすっかり忘れてしまうくらい
のんびりと過ごしてしまい、気が付くとあと10分で閉苑の時間でした。
帰り道にはたくさんの灯籠
この季節の江の島島内には毎年たくさんの灯籠が並べられています。
よく見てみると灯籠にはそれぞれ模様があったり、光がくるくると回っていたり
様々な種類を見ることができます。
江の島には伝説もあったりしてそれをイメージした絵柄のものもあるとか。
この雰囲気の中を浴衣を着てデートしながら歩けたら
素敵な思い出になりそうですね。
是非、次の夏のプランに検討してみてください。
江の島シーキャンドル(展望灯台)/ 江の島サムエル・コッキング苑
入苑料: 大人200円/小人100円
住所: 藤沢市江の島2-3-28
交通: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅下車 徒歩20分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅下車 徒歩25分
湘南モノレール「湘南江の島」駅下車 徒歩26分
TEL: 平日0466-25-3525(9:00〜17:45)
土休日0466-23-2444(9:00〜20:00)
営業時: 9:00~20:00 (最終入場 19:30)
定休日: 年中無休(悪天候の場合は休業あり)
TODAI KITCHEN DELI & TEA
住所: 藤沢市江の島2-3-28
交通: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅下車 徒歩20分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅下車 徒歩25分
湘南モノレール「湘南江の島」駅下車 徒歩26分
TEL: 0466-20-5189
営業時間: 10:00〜19:00 L.O.
定休日: 年中無休(悪天候の場合は休業あり)