逗子の街の鎮守様である「亀岡八幡宮」。
市役所のおとなりにあり、夏の例大祭をはじめ、フリーマーケットやコミュニティーパークなどのイベントもおこなわれ、逗子市民のいこいの場となっています。
そんな神社のお向かいには、駅に近いこともあって人気の飲食店が並んでいます。
今回はその一つである「肉うどん×酒肴 ざくろ」におじゃましてみました。
「肉吸い」と「うどん」の文字が入った大きなちょうちんが目印
「肉うどん×酒肴 ざくろ」が入っているのはカサハラビルの1階。
京急線の「逗子・葉山駅」からは北口を出て市役所方面に歩いてすぐ、JR「逗子駅」からも正面の交差点を渡って2分くらい歩いたところにあります。
カサハラビルには他にも鳥料理とそばの店「一石二鳥」や、昼は日本茶、夜はお酒が楽しめる「逗子茶寮 凛堂」など、話題の飲食店も入っています。
ビルのお隣は葉山の一色海岸の海の家「BlueMoon」の姉妹店「BlueMoon Zushi」、その隣には名物カレーで有名なレストランバー「マッチポイント」などの名店が並んでいます。
そんな中、「肉吸い」の文字がどーんと書かれた大きなちょうちんが存在感をはなっている「肉うどん×酒肴 ざくろ」。
こちらのお店がオープンしたのは5年前。
居酒屋さんだと思っていたので、お酒が飲めない私は前を通り過ぎるだけだったのですが、たまたまお昼どきに通りかかると店先に行列が。
「あそこの店、肉うどんがおいしいよ」との情報もゲットしたので、ランチタイムに行ってみることにしました!
「肉うどん」など15以上のうどんメニューがズラリ
ちょうどお昼くらいにうかがうと、店内はやはり満席。
少し開いた扉からお出汁のいい香りが漂ってきて、食欲がくすぐられます。
お昼の11時30分から夜の11時まで通しで営業されているとのことなので、再度ランチタイムの時間を外してうかがいました。
のれんをくぐって中に入ると、ウッディな家具で統一された店内は落ち着いた雰囲気。
お店の左側にはカウンターが並び、10人くらい座れそうな大きなテーブルと4人掛けのテーブルがあります。
右手奥のスペースには4人掛けのテーブル席が3つと、2人掛けの秘密のスペースのようなテーブルも。
壁にはおちょこが飾られ、カウンターには一升瓶が並んでいます。
夜はお酒とシメのうどんを楽しみに来る人が多いんだろうなー。
ランチメニューを見てみると、「肉うどん」や「旨辛紅うどん」など16種類のうどんがズラリ。
そして「肉うどんのうどん抜き」と言われる「肉吸い」の豆腐入りや、「親子丼」などの丼ものも。
ガッツリいきたい方には、うどんのおともに高菜明太子やもつ煮ののった「のっけご飯」もあります。
なるほどー、このお店、いつも混んでるわけだ。
どれにしようか迷ったあげく、一番上に書いてある「肉うどん」を注文。
今日は外が寒いので、あったかいうどん、楽しみだなー。
関西風のおつゆにたっぷりの牛バラがのった絶品うどん
逗子・葉山近辺ってそば屋さんはたくさんあるけど、うどんをメインにしたお店はめずらしいなー、などと思っていると「肉うどん」が運ばれてきました。
お出汁のいい香りが湯気とともに器から立ちのぼってきます。
関西風の透きとおったおつゆに、たっぷりの牛肉と白ネギが。
まず熱々のおつゆをいただくと、魚介系の出汁の風味に牛バラ肉の脂のうまみと甘さが混じり合って、うーん、おいしい!
うどんもコシがあって、もちもちの歯応え。
お肉と一緒に口に運ぶと、お肉から染み出したお出汁とうどんがからみあって、もうたまりません!
テーブルに置いてあった自家製の一味も、しっとりとしていて香り高く、少し入れるだけでアクセントが加わって、エンドレスで食べられそうです。
おつゆも最後まで飲み干して、体も心もほっこりとあたたまりました。
夜は地物の魚や野菜を使ったメニューも
夜には佐島漁港であがった魚のお刺身や、三浦野菜を使ったおつまみなどのメニューも。
寒い時期にはもつ鍋も人気なのだそう。
もちろんうどんも昼・夜を通して食べられます。
夜の早い時間には、家族連れのお客さんも多いのだとか。
日本酒や焼酎などのメニューも豊富で、店名にある「ざくろ」のソーダもありました。
次回は、お店の方オススメの牛バラ、豆腐、お揚げ、九条ネギ、とろろ昆布がのった「ざくろうどん」を食べに来ようと思います。
逗子駅に来た時にはぜひ寄ってみてください!
「肉うどん×酒肴 ざくろ」
住所:神奈川県逗子市逗子5-1-12 1F
アクセス:京急線「逗子・葉山駅」より徒歩1分
JR横須賀線「逗子駅」より徒歩3分
TEL:050-5487-5332
時間:11:30-23:00
(ラストオーダー 22:00、ドリンクラストオーダー 22:30)
定休日:年末年始