元フレンチレストランのシェフが提供、無国籍料理が楽しめる逗子の「食彩堂」

京急逗子線の最終駅、逗子・葉山駅の駅前は、ロータリーや商業施設もなく海街ののんびりとした雰囲気が漂っています。飲食店もまばらに点在してます。

駅から徒歩1分もかからない場所に一軒のレストランがあります。オーナーは長いことフレンチレストランで腕をふるっていた方で、フレンチをベースにしたさまざまな料理を提供しています。その名も「食彩堂」。

ランチタイムにおじゃましてきたので、同店の魅力をお伝えしますね。

逗子に誕生したお店は、30年も愛され続けています

場所は逗子・葉山駅南口を降りて、大きな通りをJR逗子駅方面に歩いたところに位置しています。線路沿いに、横浜方面に戻るイメージです。

休日は海に行く人、山に行く人でにぎわっている道路です。お店は半地下にあるので階段を少し下ります。

この場所で30年も営業をされているとのことですが、古びた感じはしません。コンクリートが打ちっぱなしの壁で、さっぱりとした店内です。

カウンター席を入れて、25席くらいあり、貸切も可能とのこと。

オープンキッチンになっているので、夜はひとりで訪問してこのカウンターに座って、オーナーとおしゃべりにも花が咲きそう。

実際話をしてみると長く逗子・葉山にいるので地元ネタに詳しく、とてもフレンドリーな方でした。

デザート・コーヒーが付きリーズナブルなランチ

ランチは3つのメニューからセレクトできます。この日は「気まぐれランチ」をオーダー。ほかのメニューが肉系なので、この「気まぐれランチ」は、地元の魚を扱ったメニューが多いとのことです。

メインにパンまたはライスが選べ、サラダ・デザート・コーヒー付きで税抜1000円!最近はこのようなリーズナブルなランチ、なかなか見かけませんよね。

この日の魚は鯖とアジを、フレンチ風にアレンジしていました。大皿にのせられたところがおしゃれで、フレンチっぽいですね。

オーナーひとりで経営されていますが、ほかのお客さんにも気配りをしながら、適切なタイミングでコーヒーとデザートが運ばれてきました。さすが30年も営業をされているだけあり、手際の良さを感じました。

デザートも手作りで、この日はカスタードプリンでした。やはりデザートまで付くと満足感が高まりますね。このキャラメルソース、甘みを抑えてコーヒーとの相性抜群でした。

実は、高級な春巻きが有名なんです

ここのショップカードにはお皿が描かれていて、タイ、イタリアン、フレンチ、インドネシアン、チャイニーズ、ベトナム、そしてジャパニーズと書かれています。いろいろな国の料理がいただけるのがわかります。

この黒板のメニューを見ても一目瞭然!

もうどれもお酒が進みそうなものばかりです。

実はここの名物は春巻なんです。店内にも「フォアグラと木の子の春巻」がありますが、地元に密着したスーパー「SUZUKIYA」でも購入ができます。

私がここのお店を知ったのも、テレビでこの春巻が紹介されていたからなんです。フォアグラが入っているので当然お値段は張ります…。でもテレビ放映されてから、人気が衰えることはないそうです。

フレンチってフォーマルなイメージですが、ここは気取らず訪問ができ、且つその日の気分でさまざまなジャンルのメニューをいただけます。駅近でコスパも良いので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

食彩堂
住所:神奈川県逗子市逗子5-7-6
アクセス:京急逗子線:逗子・葉山駅南口から徒歩約1分
JR逗子駅から徒歩約5分
TEL:0468-71-7585
営業時間:11:30-14:00
17:30-22:30
定休日:月曜日(月曜が祝日の際は火曜日)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。