前回『神武寺』をご紹介しましたが、実はこの日さらに冒険の旅が続いていました。
それが、今回ご紹介する『鷹取山』登山です。
二拠点生活の拠点としている逗子のシェアハウスでは、山頂を「逗子のマチュピチュ」などと呼んでいて、不思議な風景なのだとか。
引き続きシェアハウスメイトとともに登ります。
筆者は今回初登山!どんな風景が見られるか楽しみです。
神武寺薬師堂横からスタート!
神武寺薬師堂向かって左手に、階段が見えます。
こちらが鷹取山ハイキングコース入口です。
早速登ってみましょう!
階段を登りきると、急勾配の石畳が続いています。
神武寺からスタートして5分もしないうちに、息が切れます…
雨の降った翌日などは、滑るかもしれませんので、足元にご注意を。
これはアトラクション?
石畳が終わってホッとしていると、大きな岩を登って進む場所がありました。
また、これも立派ですね。
このように、岩を乗り越えて行く道が、いくつか続いていきます。
なんて、軽く言える岩超えではなかったです!
足場を探して越えて行かなくてはなりません。
これは、なかなか本格的なハイキングコースです。
「テーマパークのアトラクション?」と思わせるような光景。
今度は、岩と岩の間を抜けていきます。
仲間と、岩に挟まった記念写真を撮り合いました(笑)。
さらに進んだら、今度は鎖が!
本当に「冒険の旅」になってきました。
ちなみに、この鎖の先の状態はというと…
帰りの写真ですが、このような岩場。
確かに、何かにつかまりたくなります。
小さなお子さんには、怖いかもしれませんが、小学生くらいのお子さんは、スイスイ登っていて「若いって素晴らしい」と、心の中でつぶやく筆者。
ちなみに、すれ違いはできないので、譲り合いでお互い気持ちよく登山です。
険しい山を登って現れるのが・・・
広場の中に、切り立った崖がたくさん…
この切り立った崖がたくさんあることから、シェアハウスの住人は「逗子のマチュピチュ」と呼んでいるのだとか。
この山は以前採石場だったところで、凝灰岩(ぎょうかいがん)という、石が切り出されていたそうです。
この石は周辺の街の塀などに使用されていたのですが、関東大震災でその塀などが倒壊し、負傷者が多かったことから使われなくなったとか。
ロッククライミングの練習する人も多く、老若男女がこの崖を登っていました。
このロッククライミングですが、凝灰岩がもろいこともあり、自治体が許可した団体のみ行う事ができます。
おや?展望塔らしきものが見えます。
上れるようなので、行ってみましょう。
この階段も雰囲気が良いですね。
それでは、上り着いた風景をご覧いただきましょう!
西には富士山が見えました。
到着時刻は13時ころ。空気の澄んだ朝は、もっとクッキリとみえるそうですよ。
続いては東側、横須賀側の眺め。
横須賀側にも、切り立った岩がいくつか見られます。
このどこかに、崖を掘ってつくられた鷹取山の磨崖仏(まがいぶつ)があると聞きました。
今回は見られませんでしたが、いつか見てみたいですね。
こちらは、横浜寄りの横須賀市街ですが、あれ?眼下に学校?こんなに近い!
「もしかして、横須賀からは登りやすいのでは?」。
次回、横須賀側から登ってみよう思います。
お弁当を食べる際には、上空に注意!
景色が良いので、ここでランチをする人が多いです。
なので、海岸ではよく見かける「トンビ」がここでも上空を旋回していて、獲物を常に狙ってます。
この登山の数日後、別のシェアハウスメイトが登って、この場所で焼いたホットサンドを二口ほど食べたところで、持って行かれたとか。
食べ物は体に寄せるように持ち、スキを与えてはいけません!
上空に気をつけながら食事を楽しんでくださいね。
子どもから大人まで、ワクワクする道をたどる鷹取山ハイキング。
時間がある方はぜひ、京急線追浜駅方面に抜けるルートで鷹取山の磨崖仏も見てください。
鷹取山(たかとりやま)
所在地:神奈川県逗子市・横須賀市
登山口最寄り駅:JR横須賀線東逗子駅、京急線神武寺駅