思った以上に険しい標高139メートルの『鷹取山』登山!山頂は圧巻の風景

前回『神武寺』をご紹介しましたが、実はこの日さらに冒険の旅が続いていました。

それが、今回ご紹介する『鷹取山』登山です。

二拠点生活の拠点としている逗子のシェアハウスでは、山頂を「逗子のマチュピチュ」などと呼んでいて、不思議な風景なのだとか。

引き続きシェアハウスメイトとともに登ります。

筆者は今回初登山!どんな風景が見られるか楽しみです。

神武寺薬師堂横からスタート!

神武寺薬師堂向かって左手に、階段が見えます。

こちらが鷹取山ハイキングコース入口です。

早速登ってみましょう!

階段を登りきると、急勾配の石畳が続いています。

神武寺からスタートして5分もしないうちに、息が切れます…

雨の降った翌日などは、滑るかもしれませんので、足元にご注意を。

これはアトラクション?

石畳が終わってホッとしていると、大きな岩を登って進む場所がありました。

また、これも立派ですね。

このように、岩を乗り越えて行く道が、いくつか続いていきます。

なんて、軽く言える岩超えではなかったです!

足場を探して越えて行かなくてはなりません。

これは、なかなか本格的なハイキングコースです。

「テーマパークのアトラクション?」と思わせるような光景。

今度は、岩と岩の間を抜けていきます。

仲間と、岩に挟まった記念写真を撮り合いました(笑)。

さらに進んだら、今度は鎖が!

本当に「冒険の旅」になってきました。

ちなみに、この鎖の先の状態はというと…

帰りの写真ですが、このような岩場。

確かに、何かにつかまりたくなります。

小さなお子さんには、怖いかもしれませんが、小学生くらいのお子さんは、スイスイ登っていて「若いって素晴らしい」と、心の中でつぶやく筆者。

ちなみに、すれ違いはできないので、譲り合いでお互い気持ちよく登山です。

険しい山を登って現れるのが・・・

広場の中に、切り立った崖がたくさん…

この切り立った崖がたくさんあることから、シェアハウスの住人は「逗子のマチュピチュ」と呼んでいるのだとか。

この山は以前採石場だったところで、凝灰岩(ぎょうかいがん)という、石が切り出されていたそうです。

この石は周辺の街の塀などに使用されていたのですが、関東大震災でその塀などが倒壊し、負傷者が多かったことから使われなくなったとか。

ロッククライミングの練習する人も多く、老若男女がこの崖を登っていました。

このロッククライミングですが、凝灰岩がもろいこともあり、自治体が許可した団体のみ行う事ができます。

おや?展望塔らしきものが見えます。

上れるようなので、行ってみましょう。

この階段も雰囲気が良いですね。

それでは、上り着いた風景をご覧いただきましょう!

西には富士山が見えました。

到着時刻は13時ころ。空気の澄んだ朝は、もっとクッキリとみえるそうですよ。

続いては東側、横須賀側の眺め。

横須賀側にも、切り立った岩がいくつか見られます。

このどこかに、崖を掘ってつくられた鷹取山の磨崖仏(まがいぶつ)があると聞きました。

今回は見られませんでしたが、いつか見てみたいですね。

こちらは、横浜寄りの横須賀市街ですが、あれ?眼下に学校?こんなに近い!

「もしかして、横須賀からは登りやすいのでは?」。

次回、横須賀側から登ってみよう思います。

お弁当を食べる際には、上空に注意!

景色が良いので、ここでランチをする人が多いです。

なので、海岸ではよく見かける「トンビ」がここでも上空を旋回していて、獲物を常に狙ってます。

この登山の数日後、別のシェアハウスメイトが登って、この場所で焼いたホットサンドを二口ほど食べたところで、持って行かれたとか。

食べ物は体に寄せるように持ち、スキを与えてはいけません!

上空に気をつけながら食事を楽しんでくださいね。

子どもから大人まで、ワクワクする道をたどる鷹取山ハイキング。

時間がある方はぜひ、京急線追浜駅方面に抜けるルートで鷹取山の磨崖仏も見てください。

鷹取山(たかとりやま)
所在地:神奈川県逗子市・横須賀市
登山口最寄り駅:JR横須賀線東逗子駅、京急線神武寺駅

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。