東逗子駅から田浦梅の里へ 花の名所で癒される

週末ごとに三浦半島中をウォーキングしています。

今日は、ゆっくり歩いて2.5時間。半島随一の梅の名所、田浦梅の里に行ってきました。

JR逗子線東逗子駅からスタート。

せっかくなので、駅前スズキヤで、前回ご紹介した”自家製煮豚かつ丼”もゲットです。。
国道24号線をひたすら道なりで、船越町交差点まで約30分。
右に曲がり、海上自衛隊前を通過しつつ15分ほど。
岩沢果実店とHANAMORIお花屋さんの間を右折、田浦梅の里の看板を左折です。

住宅と住宅の間の狭い坂道がもう田浦梅の里へのアプローチです。

すばらしい眺めです、梅と海!

はじめの急階段をちょっと頑張って上りきれば、そこは一面の梅・梅・梅です。

手前には、古木の林。
若い木々に負けず花を咲かせ、幹は太く、苔むしていて風格を感じさせます。

足元には水仙もまだあちらこちに咲いています(12~3月頃見ごろ)。

めじろも飛びかい、甘いよい香りが漂います。

地元の方々の力でできた田浦梅の里

田浦梅の里は、昭和9年、皇太子殿下(現上皇)御生誕を記念して、所有者石川金蔵氏と地元有志等が梅林組合を作り、700本の梅が植樹したのが始まりです。

現在は2,700本を超える梅が咲き競い、「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。

例年、「田浦梅林まつり」で凧つくり、凧あげ、俳句会などで賑わっている3月。

今年は、皆さん、静かに少人数で楽しまれていました。
私も、頂上広場でゆっくりランチタイム。

一面の広大な芝生スペースにはベンチやテーブルが点在しています。

目の前には横須賀軍港、南極観測船やアメリカベースもよーく見えます。

のんびーりできますが、火気使用禁止、とんび注意です。
とんびは、サッとお弁当をかすめていくので上空、気を付けましょう。

それにしても、この後の大量の梅の実、どうするのかしら?

管理人さんによれば、収穫された梅は、横須賀市の防災食料として、梅干しにされていたそう。
現在は、「横須賀梅わいん」、「横須賀梅酒」などの原料にしているのだとか。

横須賀梅わいん」、気になります。
期間限定発売のようなので、是非とも味わいたいです。

伏見白赤稲荷社、こんなところにジブリの世界がありました

田浦梅の里を「青少年自然の家」方面に下りきります。

前の道を左手に進むと。

竹林、赤白梅の木、その横にかわいい鳥居を見つけました。

伏見白赤稲荷社(ふしみはくせきいなりしゃ)です。
参道は山道。再びしばらく山歩きです。

気分がリフレッシュしていきます。

途中、菜園で作業にいそしむおじさまとおしゃべり。
いのししの被害がひどくて、網を張られているところでした。
いのしし、出るそうです。
ラジオや音楽を流して歩きましょう。

さらに進むと、目の前には。

真っ赤な千本鳥居が現れました。

朽ちているものもありますが、山中の鳥居群にただただびっくりです。

伏見白赤稲荷社は、京都伏見稲荷から招かれたそうで。

まさに、京都伏見稲荷、ミニ版です。

くぐって進むうちに厳かな気持ちになっていきます。

頂上には、立派なお社もありました。

お詣りした後、お札を頂いて(セルフです)下ります。

後100Mで逗子市と横須賀市の境界ですが、山を進んでも行き止まりです。

JR田浦駅か京急田浦駅に向かいましょう。

今日もお疲れ様でした。

こんな発見があるから、次の週末もまたウォーキングです!

田浦梅の里
住所:神奈川県横須賀市田浦大作町
アクセス:京浜急行 京急田浦駅より、バス「安浦2丁目行」(=約10分)「田浦郵便局」下車、徒歩約15分
JR横須賀線 田浦駅より 徒歩約20分

※頂上付近には、自動販売機、売店はありません。
※夏~秋の時期には、スズメバチにご注意ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。