意外と知らない藤沢にあるお寺

藤沢と聞くと海のイメージが強く、

また、藤沢駅周辺はスーパーや食事所が多いため

お寺があるということを知らない人が多いかもしれません。

実は藤沢駅から15分ほど歩いたところに「遊行寺」というお寺があるんです。

箱根駅伝の際に映される遊行寺の坂といえば

テレビで見たことがある方もいるかもしれませんね。

ジブリの世界のような入口

遊行寺の門の入口に立つと、トンネルのように並ぶ木がまるで

ジブリの世界で描かれそうな雰囲気。

そのトンネルの中をゆっくりと進んでいきます。

この生い茂る木は桜の木なので、夏の季節には緑の綺麗なトンネルが

春には桜のピンクトンネルになるといいます。

実はこの奥に学校があるので、新学期には素敵な景色が新入生を迎え入れるのでしょうね。

藤沢宿として発展した場所

のぼりきると、広がる空と緑。
かつて藤沢宿があった時代はとても賑わいのある場所だったそうです。

旧東海道をご存じでしょうか。

8世紀頃、都のあった場所を起点に行政区分「五幾七道」の一つとして、

伊勢湾沿岸から現在の中部・関東両地方の太平洋岸に沿った地域を

東海道と称したものが始まりといわれています。

また、その道中に53の宿駅を設け、

それが「東海道五十三次」と呼ばれているのですが、

その一つが「藤沢宿」でした。

行事があれば、人々がその日のために藤沢に集まるため、

藤沢宿は宿泊客で大変な賑わいだったといいます。

参勤交代では、大名の宿泊所として利用され、

明治時代には天皇のお旅所ともなっているそう。

調べてみると、とても歴史のある場所だということがわかりました。

境内にある大きなイチョウの木

境内に入るとすぐ目に飛び込んでくるのがこの大きくて太いイチョウの木。

樹齢約700年といわれ、藤沢市の天然記念物に指定されています。

一度、台風により約3分の1が折れてしまうことがありましたが、

折れたことがあるようには全く見えないほどの迫力です。

今は緑ですが、紅葉が始まると美しい黄色に輝きさらに目を引く姿に変身します。

藤沢の歴史を語るような姿を、その時期にまた見てみたくなりますね。

歴史を学べる場所

実は、この近辺には2つの歴史を学べるスポットがあるので紹介したいと思います。

1つは遊行寺の境内にある「遊行寺宝物館」。

ここには仏教美術を中心多数の

絵画(絵巻・仏画・版画等)、書跡(写経・墨跡・典籍等)、

工芸(金工・陶磁・漆工・染色・彫刻等)が展示されています。

また、時期によっては企画展も開催されているそうで

歴史を身近で学ぶことができそうです。

もう1つは、遊行寺からすぐそばの「藤沢宿交流館」。

先ほど説明した、藤沢宿の歴史に関する資料の展示や、

藤沢宿を訪れた方の休憩スペースとしても利用されています。

その月ごとにさまざまなイベントやワークショップも開催されるそうです。

緑のトンネルを通って帰宅

たくさん歴史にふれて神聖な気持ちになった後は、

また緑のトンネルを通って日常に戻ります。

このトンネルが日常と藤沢宿が栄えていたころの時代を

タイムスリップする空間みたいに思えてくるようでした。

藤沢に来た際は、タイムスリップを体験してみてはいかがでしょうか。

時宗総本山 遊行寺

住所: 藤沢市西富1-8-1

交通: 徒歩:藤沢駅北口より約15分

       藤沢本町駅より徒歩約20分

バス:藤沢駅北口4番または5番のりば

「戸塚バスセンター行」「大船駅西口行」乗車、「藤沢橋」下車

TEL: 0466-22-2063

遊行寺宝物館

入館料: 2020年9月現在

一般(大学生・高校生含む) 400円

  小学生以下 200円

※特別展開催時などは、展覧会ごとに金額が異なります。

開館時間: 第1部 10:00~12:00

第2部 13:00~16:30

※午前中入館された方は、12時にて退去

最終入館は、閉館30分前まで

営業日: 土・日・月・祝日

藤沢宿交流館

住所: 藤沢市西富1-3-2

交通: 徒歩:藤沢駅北口より徒歩約14分

藤沢本町駅より徒歩約15分

バス:藤沢駅北口5番のりば「戸塚バスセンター行」または

「俣野公園・横浜薬大前行」乗車、「藤沢橋」下車(所要時間約5分)徒歩1分

TEL: 0466-55-2255

開館時間: 【郷土資料展示室・多目的ホール】

4月から9月まで 9:00~18:00

10月から3月まで 9:00~17:00

休館日: 月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)

年末年始 1月1日および12月27日~12月31日

エリア&駅

神奈川県 藤沢市 西富 JR東海道本線(東京~熱海) 藤沢
江ノ島電鉄線 藤沢
小田急江ノ島線 藤沢