小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅から歩くこと2分。弁天橋を渡り切って境川沿いにある黒の屋根に緑の「ディンブラ」の文字が目立つお店があります。紅茶ブームの昨今、観光地として人気の江ノ島にも紅茶専門店があることをみなさんはご存知でしょうか？
地元の人たちが散歩途中に立ち寄ることはもちろん、観光客が休憩として訪れるお店としても大人気の紅茶専門店「ディンブラ」に行ってきました！
スリランカで試飲して茶葉を選び輸入したこだわりの一杯
「ディンブラ」の魅力の一つは、紅茶の名産地として有名なスリランカを店主が訪れ、10カ所以上の工場を回り一つ一つの茶葉を試飲して直接輸入をした茶葉を使った紅茶を飲めることです。店主自らスリランカに足を運び、選りすぐりの茶葉を選んでいるのでおいしい紅茶が飲めるのも納得できますよね。
もともとは鎌倉で長いことお店をやっていたそうで、その後藤沢に移転し、2020年に江ノ島でお店がスタートしました。
「ディンブラ」のオススメメニューは渋みが少ないキャンディーやディンブラ。他にも、アイスクリームが乗った「マサラフロート」も大人気。スパイスを効かせたマサラミルクティーとバニラアイスの甘さで疲れた身体を癒してくれる最高の一品で人気があるそうです。夏の暑い日には、エネルギーチャージとして飲むのも最高ですね！
豊かなバリアフリー対策とペット同伴のテラス席で幅広い客層に人気！
「ディンブラ」は、車いすや盲導犬も一緒に来店できるようなバリアフリーを施した店内となっています。段差があると車いすだと不便ですが、ここはスロープになっているので、店内にもスムーズに入ることができるのはうれしいポイントですよね。
テラス席ではペット同伴で飲食ができるので、地元の方や観光客など幅広いお客様に人気です。また、犬のリードをかけられる場所があるので、犬のお散歩がてらに気軽に立ち寄ることができます。
店内に入ると、親しみやすいデザインの壁やインテリアが飾られています。これらの内装は店主と店主のお母様の手作りでかわいらしくオシャレなので紅茶を飲みながら楽しめます。
また、茶葉は植物土と混ぜてパイナップルなどを栽培しているのだとか。茶葉を混ぜることでより育ちが良くなる上に、ゴミを最小限に抑えられ一石二鳥で無駄にしないように心がけているなど、環境にも優しい取り組みをされています。
「ディンブラ」では茶葉やブレンドティーの購入はもちろん、ティーコジ―やカトラリー、スパイス、紅茶に関連する書籍なども販売しています。
紅茶好きにはたまらない「紅茶グッズ」がたくさん集まっているのは、江ノ島で唯一「ディンブラ」だけ！ゆっくりと紅茶を楽しんだ後は、ここでお好みの紅茶をお土産として買って紅茶を楽しむのもいいですね。
地元の食品を使った手作りスコーンとスイーツ
「ティンブラ」の紅茶と一緒に食べるオススメなスイーツの一つに、手作りスコーンがあります。機械で作るとパンのようになってしまうことから、スコーン特有の食感やおいしさを届けるべく手作りでつくっているそうです。
季節によって、常に4～5種類のスコーンが用意されているので、四季折々に訪れてその季節限定のフレーバーを楽しむのも良いのではないでしょうか。
私が訪れたこの日は、スコーンがほとんど完売していたので、「プレーン」のスコーンをいただきました。スコーンにつけるジャムも手作りとのことで、他では味わえない甘くておいしいジャムでした。
ちなみに、ジャムと一緒に「クロテッドクリーム」というイギリスではスコーンにあわせて食べる日本では珍しいクリームもついてきます。バターよりもあっさりとした味なのに、生クリームよりもコクが強くミルクの甘みを感じます。
この手作りスコーンは国産の小麦を使用しており、卵は使っていないそうです。甘みと香ばしさが食欲をそそり、フワフワした食感でとてもおいしかったです。
ちなみにスコーンの他にも大人気のワッフルがあります。「アイスクリーム＆バナナチョコワッフル」や「ストロベリーワッフル」「オレンジチーズクリームワッフル」など、おやつや軽食にもピッタリな味わいで、フルーツとワッフルが良く映えますね！
ちなみに、紅茶やワッフル、スコーンなどに使っているフルーツは地元の食材を使っているそうです。例えば、このイチゴは藤沢産のものだったりと、地元の人も観光客も湘南の食材を食べれるのはうれしいですよね。
ぜひ、江ノ島に訪れた際には「紅茶専門店ディンブラ」でおいしい紅茶を飲みながら、ゆっくりと楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
紅茶専門店ディンブラ
住所：神奈川県藤沢市片瀬海岸1-13−25
電話：0466-26-4340
アクセス：小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩2分
営業時間： 11:00-19:00
定休日：火曜日・水曜日
