JR横須賀線東逗子駅に到着すると、上りホーム横に広場が見えるのをご存知ですか。
冬になるとイルミネーションがきらめき、思わず途中下車して見に行きたくなるのではないでしょうか。
この広場の奥には学童保育施設があり、平日夕方は子ども達が走り回っている光景を目にしますが、週末や祝日には毎月のように開催していて、近隣住民にとってもワクワクする場所です。
今回はこの『東逗子ふれあい広場』の魅力を筆者が参加した過去のイベントの模様を交えながら、ご紹介したいと思います。
手づくりの空間が、温かく迎え入れてくれる
この広場には、可愛らしいベンチが置かれています。
昨年夏のイベント時のペイントは、温かみのあるハワイアン風のデザイン。
さらに備えられているステージもよく見ると手づくり。
やはりハワイアン調の可愛いデザインで、イベント内容に合わせて広場内で位置を変えて設置されます。
この手づくりの感じが、広場全体を温かな空気で包んでいて、「いつでもおいで」と語りかけてくれているような居心地の良さです。
2拠点生活で逗子に拠点を構える筆者が、久しぶりに訪れると、ベンチやステージのデザインが変わっていたりすることがあり、視覚的にも楽しいところです。
東逗子駅前冬の風物詩『イルミネーション』!
仕事を終えて帰宅する冬の夜。
暖かい電車から身を縮め降りると、目に映るのはイルミネーション!
寒さも仕事の疲れも吹き飛んでしまいそうなくらい、きらめく光景は圧巻です。
このイルミネーションは、逗子市商工会と有志の皆さんでつくり上げているもので、毎年デザインが変わるんです。
年々きらびやかさが増しているように感じるのは、筆者だけではないのでは…。
毎年11月末頃に開催される『光の夜まつり』にて点灯され、翌年1月末頃まで東逗子の夜を彩り、東逗子の冬の風物詩となっています。
夏祭りだけじゃない!気づくと何かイベントをしている場所
地域のお祭りと言えば夏の盆踊りが定番ですが、この広場ではそれ以外にも様々な催し物をしています。
たとえば、やぐらを組んでの盆踊りがある“納涼まつり”は8月下旬に行われるのですが、その前月7月には“東逗子七夕まつり”があり、夏のお祭りが2ヶ月連続で実施されます。
秋にはハロウィーンイベントや音楽祭、春にはチャリティーイベントなど、年間を通じて多彩なイベントが盛りだくさんです。
イベント開催時には毎回、逗子市内の店舗から屋台も出店し、美味しそうな匂いが駅周辺に漂います。
逗子市商工会主催のイベントが多いことから、飲食店出店計画中の人が試し出店されていることもあり、地域のお祭り屋台としてはめずらしく、イタリアンのお惣菜に出会ったこともありました。
会場内の手づくりベンチでは、友人同士乾杯をする人や、屋台で買った料理を楽しむ家族などで、毎回賑わっています。
毎月第1日曜日は朝市開催
ある時、夜に開催されていたステージをなにげなく見ていると、その後方にピンクの横断幕を発見しました。
『朝ごはん!!東逗子の「朝市」』と書いてあります。その下には『第1日曜日』とも。
そうなんです、この広場では月に1回朝市が行われていて、野菜などの生鮮食材はもちろん、地元のベーカリーやお惣菜店、珈琲ショップなどなど様々な出店があるんです。
月によって変わるのかもしれませんが、お買い物した方へ先着順で野菜のプレゼントもあるのだとか。
ただ暖かいシーズンは出店も多いですが、冬は寒さのせいかちょっと少なめ。
でも、冬の朝に屋外でいただく本格コーヒーは最高の贅沢です。
実はこれを目当てに通う人もいて、寒い朝に行列ができています。
月1回、屋外での朝ごはんを楽しむのも、東逗子の暮らしならではかも…
2020年の『東逗子ふれあい広場』は…
今年は、昨今の事情からイベントができずにいるため、賑やかな様子を見ることができません。
イルミネーションもどうなるのか、気になっているところです。
しかし、嬉しい話題もあります!10月より朝市が復活しました。
これから徐々に活気が戻ってくると信じたいです。
現在広場には『アマビエ』がいて、おとな達から地域の子どもへの想いを感じる場所となっています。
東逗子ふれあい広場
所在地:神奈川県逗子市沼間1-2
逗子市商工会主催イベントに関するお問い合わせ: 046-873-2774(逗子市商工会)