ハイキングするには絶好の季節になりました。
二拠点生活をしているシェアハウス近くの山(鷹取山)の中腹に『神武寺』があり、逗子のパワースポットと呼ばれています。
この時期は、登山口近くでハイカーを多く見かけるので、人気のハイキングコースでもあるようです。
二度ほど登ったことがあるのですが、なかなかの上り坂だったので、その後遠のいていましたが、シェアハウスメイトが最近朝活でよく登っていると聞き、同行することにしました。
神武寺の表参道最寄り駅は東逗子駅
JR横須賀線の東逗子駅改札を出ると、右上に味のある看板が掲げられています。
おそらく手描きではないかと思われる「神武寺鷹取山ハイキングコース略図」。
この図から見ると、いくつかの山を越えるようなイメージですが、実際にはこれほど“山また山”という場所ではありません。
ちなみにこの看板ですが、拠点であるシェアハウスの最寄り駅にあるのに、存在に気づいたのは入居して2年近く経ってからでした。
なかなか、気づいてもらえない場所に掲げられていますので、東逗子駅に降り立ったらぜひ探してみてください。
参道入口は、改札を出て右側にある踏切を渡り、道なりに5分ほどのところにあります。
最初は舗装された坂道ですが・・・
ここが神武寺への入口です。
舗装された階段を上ります。
登山口はいくつか存在しますが、こちらが表参道。
車やタクシーで参拝できるルートもあり、そちらは裏参道になるそうです。
しばらく、このような道が続きます。
登りやすいですが、なかなかの勾配があり、息が切れました。
途中、岩を削ってつくられた階段もあり、いよいよハイキングっぽくなってきました。
「この階段をつくるのは大変だったのでは」と思いながら進みます。
平坦な場所でも、大きな岩の上を歩いているような場所もあり、この山は岩山であることが分かります。
進んで行くと、山門が見えてきました。
ここまで来れば、神武寺までもう少しです!
三浦半島八景と逗子八景のひとつ、鐘楼堂(しょうろうどう)
山門を過ぎると左に切り通しがあり、この先に神武寺の客殿(旧本殿)があるようです。
残念ながら関係者以外立ち入り禁止のため、中をうかがうことができません。
趣のある切り通しの先は、どのようになっているのでしょうね、気になります。
先に進むと、今度は立派な鐘楼堂がありました。
見とれてしまうほど立派です。
近くの看板には「神武寺の晩鐘」として“三浦半島八景”と“逗子八景”のひとつに選定されているとあります。
実際に鐘をついているところを見てみたいですね。
薬師堂が現在の本堂
お地蔵様が並んでいる場所に突き当たりました。
お地蔵様にご挨拶をして、左を見ると…
お寺の門が見えてきました!
あと一息です。
門をくぐって、ようやく薬師堂に到着!
ここが、現在神武寺の本堂となっているそうです。
この日は開帳されていませんでしたが、早朝に開いていることがあったとか。
同行したシェアハウスメイトは、一ヶ月ほど前に中をみることができたと言っていました。羨ましい!
本来は、33年に一度開帳されるとありますが、毎年12月13日にすす払いのため、開帳されているとのことです。
聖武天皇の命により、西暦724年に開山した神武寺。
その歴史の深さもあってか、空気が神秘に満ちています。
また境内には樹齢400年といわれる、かながわの名木百選「なんじゃもんじゃ」の木があり、その木からは何かパワーを感じました。
シェアハウスオーナー夫妻は、この神武寺境内で瞑想したり、ほら貝を吹いたりしてパワーチャージをしにきています。
それだけ、魅力あふれる場所でもあるんです。
京急線神武寺駅への参道も魅力的
神武寺への参道は、この他に“池子参道”と呼ばれる、京急線神武寺駅方面からのルートがあります。
2年前にこのルートで下山してみたことがありました。
それがこんな感じの道です。
ちょっと面白いですよね。
途中、沢の流れているところもあり、なんだか観光気分。
ここ、自分が生活している地域にあるんですよね(笑)
2年前池子参道登山口には、こんなかかし達が並んでいたけど、今年はどうしているかな…
山を下ったらこの風景!に、癒やされたのを思い出しました。
急な山道を登った先にはパワーがみなぎっていて、新しい自分に出会えた気がします。
またパワーと癒しを求めに行ってみよう!
醫王山 来迎院 神武寺 (いおうざん らいごういん じんむじ)
所在地:神奈川県逗子市沼間2-1402
アクセス:JR横須賀線「東逗子駅」より徒歩20分、京急線「神武寺駅」より徒歩30分
TEL:046-871-4565