子連れでも安心!地元の人が集まる穴場スポット 葉山町「真名瀬海岸」

葉山で暮らしていると、日々の生活と海との距離が近いことが、やはり1番の魅力に感じます。
海の近くで生活をしていると、春夏秋冬の季節の移ろいを海で感じることもできます。
私の中で、「海=夏」だけではなくなりました。

葉山の海と言えば、「森戸海岸」「一色海岸」が思い浮かびますが、森戸海岸の横に、地元の人が静かにのんびり過ごす海「真名瀬海岸」があります。

真名瀬海岸ってどんなところ?

「真名瀬」は、「しんなせ」と読みます。
真名瀬海岸へは、「真名瀬」か「芝崎」のバス停、もしくは「魚佐」という食事処すぐの小道からアクセスできます。上の写真は、魚佐近くの小道から見た真名瀬海岸です。

小さく狭い海岸なので、旅行者のかたは素通りしがちですが、実は見どころ満載の海なんです!
素通りするのはもったいないくらいの魅力があり、1人でのんびりするにも、子どもと遊ぶにも最高の海です。

この記事では、そんな真名瀬海岸のおすすめポイントを6つご紹介します。

1.葉山屈指の映えスポット「真名瀬」バス停

真名瀬海岸を知らなくても、真名瀬のバス停を見たことがある人は多いのではないでしょうか?

ここは、CMや雑誌、映画、ドラマのロケ地としても知られている場所です。白くて小さな可愛いバス停と、バックには青い海と青い空。確かに、とても絵になります!

さらに、バス停の裏にはちょっとしたスペースがあり、そこからは真名瀬の海を一望することもできます。

この辺りは歩道がとても狭く、バスや車の行き来も多いので、道を歩く時やバス停付近で写真を撮るときは十分に注意しましょう。

2.透明度が高く、穏やかで静かな海

私が真名瀬海岸が好きな1番の理由は、この透明感です。

真名瀬海岸は、海水の透明度が高く、波も人も少なくて穏やかなので、のんびりしたいときやリフレッシュしたいときには、いつもここに来ます。

また、ここからSUPやカヤックで沖へ出発する人もよく見かけます。私はやったことがありませんが、波が穏やかだから乗りやすいのかもしれません。

こんなに澄んだ海の上をスイーっと進めたら、気持ち良いだろうな〜と思いながら眺めています。

3.干潮時が狙い目!大人も夢中になる磯遊び

真名瀬海岸では、普段は海に隠れていますが、潮が引くと岩場が顔を出します。岩場は砂浜からすぐの場所にあるので、岩場までの道のりも楽ちんです。

岩の隙間にできる潮溜りをよく見ると、小さな魚や貝、ヤドカリ、カニなどたくさん見つけることができます。

私の3歳の息子は、生き物を捕まえるわけではないですが、磯を登ったり降りたり、探検しながら何時間も遊んでいます。岩の隙間から入ってくる海水の流れも面白いようです。

もう少し大きくなったら、バケツと小さな網さえあれば、何時間でも遊んでいられるだろうなと思います。

そして、磯は子どもの遊び場と思ってついて行くと、案外大人がハマって夢中になってしまうものです。

夢中になっているうちに水位が上がっていた!なんていうことのないように、注意しましょう。

4.きれいなシーグラスや貝殻をたくさん見つけられる

真名瀬海岸は、白砂に比べて砂利や石も多いのが特徴で、波打ち際には小さなシーグラスや、綺麗な色の貝殻も落ちています。

シーグラスとは、波によって角が丸く削られたガラス片のことです。シーガラス、ビーチグラスと呼ぶこともあります。シーグラスは水色や茶色や緑色のものを多く見かけますが、黄色、赤、青など珍しい色のものも見つかるので、一度探してみてください。宝探しのようで楽しいですよ。

でも、シーグラスを探し始めると、やっぱり夢中になって足元ばかり見てしまいます。ときどき顔を上げて綺麗な景色を眺めるのも忘れないでくださいね。

5.富士山と夕日とマジックアワー

葉山は、夕日が美しく見られる町でもあります。
森戸海岸や森戸神社から見る夕日「森戸の夕照(せきしょう)」は、「かながわの景勝50選」に選ばれるほどです。

しかし、真名瀬海岸から見る夕日、サンセットも素晴らしいのです!
海へ沈んでいく夕日と一緒に、最初にご紹介した小さなバス停、穏やかな海、遠くには葉山灯台や鳥居、さらには富士山も見ることができます。

日が沈むと、あっという間に空の色も変わっていき、息を呑むほど美しい瞬間に立ち会えることもあります。

近くに住んでいると、夕飯の支度をしながら「今日は夕焼けきれいそうだから、海に見に行こう!」なんて、子どもと海まで散歩をすることもあります。贅沢な時間です。

6.近くに公衆トイレがある!

外遊びのとき、特に子連れのときは、トイレの場所も気になりますよね。

真名瀬海岸にトイレはありませんが、真名瀬海岸からも見える、すぐ近くの「芝崎」のバス停に公衆トイレがあります。

地元の人のように、海でゆったり過ごすなら「真名瀬海岸」

真名瀬海岸の魅力を6つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

海には、文字と写真では伝えきれない気持ちよさがあるので、ぜひ足を運んでみてください。
1年を通して、素晴らしい景色に出会えますよ。

真名瀬海岸
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1068-2
アクセス:JR横須賀線・JR湘南新宿ライン「逗子駅」もしくは、京急逗子線「逗子・葉山駅」より、京急バス「逗11・逗12系統(海回り)」で約20分
バス停「真名瀬」もしくは「芝崎」下車徒歩0分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。