茅ヶ崎の「えぼし岩」海に浮かぶ無人島に上陸してみよう!

茅ヶ崎のシンボル「えぼし岩」をご存じでしょうか?
茅ヶ崎市のオリジナルキャラクターのモチーフになっていたり、マンホールの蓋に描かれていたり。
茅ヶ崎出身の歌手 サザンオールスターズの歌にも度々登場する為、茅ヶ崎に訪れたことがない方も一度は耳にしたことがあるかもしれません。
天気が良い日にはビーチから、海に浮かぶえぼし岩がきれいに見えます。
このえぼし岩、実は上陸出来るって知っていますか?

えぼし岩ってそもそも何?

複数の岩から出来た無人島、岩礁、といったところでしょうか。正式名称は姥島(うばじま)といいます。昔貴族がかぶっていた「烏帽子」と呼ばれる帽子に形が似ていたことから、えぼし岩と呼ばれるようになりました。えぼし岩周辺ではたくさんの魚が釣れるそうで、釣りスポットとしても人気があります。

えぼし岩に上陸する方法は2つ

いざえぼし岩へ出発!でもどうやって?
えぼし岩に上陸する方法は大きく分けて、2つあります。
船で送ってもらうか、自力で行くか。

船で行くには「茅ヶ崎漁港」から釣り人向けの渡船か、周遊船が出ています。
自力で行くにはカヤックやSUPをこいで、えぼし岩を目指します。
今回筆者はSUPをこいで行ったので、参考までにその様子をご紹介したいと思います。

SUPというのは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略です。サーフボードより大きく安定感のある板の上に乗り、パドルを漕いで海の上を進んで行くマリンアクティビティの一つです。海の上をゆらゆらとお散歩しているようで、とても気持ちが良いですよ。

途中、飲み物を飲んだり休憩をとりながら進んで行きます。
海の上では鳥たちが日向ぼっこをしているところに出会ったり、周遊船に乗った方がこちらに手をふってくれたりしました。

えぼし岩に到着!

間近でみるえぼし岩はとても大きく、言葉に出来ない迫力があります。自然の力は偉大だなぁと改めて感動しました。
私が到着した時にはすでに上陸されている方もいて、皆さん思い思いに楽しまれていました。釣りをする方、シュノーケルをして遊ぶ子ども達、景色を堪能し写真をとる方。
身近にこんなに素敵な大自然のスポットがあったなんて!

えぼし岩で食べたおにぎりは絶品でした

到着したのがちょうどお昼頃だったので、持っていったおにぎりと保冷バッグに入った冷えた飲み物をいただきました。自然の中で食べるご飯は、いつもよりおいしく感じます。気持ちも体力もすっかりパワーチャージされ、帰路につくことにしました。

【持っていったほうが良いもの】

今回上陸してみて、筆者が必要だと思ったもの。

えぼし岩はぐるっと一周岩場です。しっかりとしたビーチサンダルか、ケガが心配な方はリーフブーツなどがあると安心かもしれません。岩場は足を切りやすいので、気をつけて遊んでくださいね♩

またこれから気温も上がってくるので、飲み物を必ず持っていきましょう!熱中症対策になります。

日焼け止めや帽子など、日焼け対策用のグッズも忘れずに!

自然を存分に楽しみたい方、お近くで非日常を味わいたい方…
ぜひえぼし岩に上陸して、楽しい思い出を作ってみてください!

えぼし岩(姥島)
住所:神奈川見茅ヶ崎市茅ヶ崎海岸沖合1.4km
アクセス:JR東海道本線「茅ヶ崎駅」から徒歩約20分(茅ヶ崎海岸まで)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。