すっかり秋らしくなり、お散歩にもってこいの季節がやってきましたね。
実は私のお散歩コースの途中に、大好きなピザ屋さんがあるんです。
そこはバス通りからちょっと中に入ったところにある川沿いの一軒家で、まるで隠れ家のよう。
駅から離れているにもかかわらず、いつもにぎわっています。
今回はそんなイチオシのピザ屋さんをご紹介したいと思います。
小川に面した隠れ家的な一軒家
「自遊人処(じゆうじんどころ)」は逗子駅から少し離れた小坪というエリアにあります。
JR「逗子駅」または京急「逗子・葉山駅」からバスに乗り、「逗子ヘルスケア前」で下車、進行方向に向かって進むと小さな川が見えてきます。
その川沿いの歩道を進んでいくと「自遊人処」の文字が。
お店の横を流れる小川は通称「どんどん川」と言って、川に沿って遊歩道が整備され、近くの小学校の通学路にもなっています。
お店の入口にはこの川をまたぐように、大きなかえでの木が植えられていて、春には新緑、秋には紅葉で、訪れる人たちの目を楽しませてくれています。
小川にかけられた橋を渡ると板張りになっていて、ここで靴を脱いでスリッパに履き替えます。
なんだか友だちのお家へおじゃましたみたい。
中に入るとカウンター席と、無垢材のどっしりとしたテーブルが置かれた席が。
カウンターの裏は調理場になっていますが、その奥にもう一部屋あります。
こちらは6人掛けと4人掛けの大きなテーブルが並び、さらに外にはワンちゃんもOKのテラス席が。
こちらは川に面したオープンテラスになっていて、せせらぎの音がBGMに。
遊歩道を散歩している時、ここで食事をしているお客さんをよく見かけるのですが、とってもステキな雰囲気です。
また店内にはベビーサークルやおもちゃも置かれていて、お子さん連れのお客さんにも心配りがされています。
何度食べてもおいしい!絶品のピザ
いつもは家族と夜におじゃましているのですが、今日はランチをいただきにやってきました。
あいにく土砂降りの雨に季節外れの寒さだったのに、店内はお客さんたちで大にぎわい。
平日限定のプレートランチを狙っていたのですが、どうしてもピザが食べたくなってしまい、ピッツァドリンクセットにしました。
なんとハーフ&ハーフにできるということなので、迷いに迷って「しらすピッツァ」と「ブルーチーズと蜂蜜のピッツァ」のコンビに。
このブルーチーズと蜂蜜のピザは、家族みんなが大好きで必ず注文する一品なんです。
それがこちら!
焼き立ての熱々でおいしそー!
小坪沖でとれたしらすとブラックオリーブがのったピザは、しらすとオリーブの風味と程よい塩気が、カリッと香ばしく焼けたピザの生地にぴったり!
ちょっとピリ辛のオイルをかけてもグー。
そしてブルーチーズ&蜂蜜の方は、やっぱり間違いないおいしさ!
ブルーチーズの独特の香りとしょっぱさが、蜂蜜の甘さに絶妙にマッチしていて、しらすのピザと交互に食べるともうとまりませーん。
最後に残した甘いピザを食べようとした時に、ちょうどカフェラテがきました。
ラテアートもかわいいけど、お味も本格的。
本日も大満足のランチとなりました。
食いしん坊店主のこだわりがつまったメニュー
このお店のピザは、店主がレンガをひとつづつ積み上げて作った手作りの石窯で焼かれています。
薪を使った石窯で、手ごねの生地を丁寧に焼いたピザはもちろん、鶏モモや手羽先を石窯で焼いたものもオススメ。
またこちらの店主は、お店に程近い小坪漁港で漁師さんとしても活躍されているそう。
お店のメニューには、店主自ら釣り上げた魚のカルパッチョやアクアパッツァなどが並んでいます。
また小坪名産のタコを使った「地タコガリータ」や「小坪ビアンカ」などのピザメニューも人気。
石窯で焼いたピザと、すぐ近くの小坪漁港から仕入れた新鮮な魚介類を使った品々が魅力の「自遊人処」。
そして作るのも食べるのも大好きな「食いしん坊店主」の人柄も相まって、連日客足が絶えません。
お店を訪れる時は予約を忘れずに!
自遊人処(じゆうじんどころ)
住所:神奈川県逗子市小坪3-3-20
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」または京急線「逗子・葉山駅」よりバスで「逗子ヘルスケア前」下車、徒歩2分
TEL:0467-24-7557
時間:水・木・金 ランチ 11:30-15:00(L.O 14:00)
ディナー 予約営業あり
土・日 ランチ 11:30-15:00(L.O 14:00)
ディナー 17:30-21:30(L.O 20:30)
定休日:月・火(不定休あり)