江ノ島弁天橋を渡り切った左側に「江ノ島北緑地広場」、通称「オリンピック記念公園」があります。この広場の象徴でもある噴水は、1964年に開催された東京オリンピックを記念して作られました。
「湘南港北緑地広場」は、片瀬江ノ島駅から徒歩約10分とアクセスしやすい場所であることに加え、公園のそばには駐車場や駐輪場も隣接されているので家族連れにも人気があります。
晴れた日は海を見ながらのんびりと寛げる!
この湘南港北緑地広場には「ドッグラン」や「ピクニック」にも適した広い芝生があります。この日もおにぎりを食べたり、犬と遊んでいる方がいました。
晴れている日はここで海を眺めながら食事をするのも楽しいですね。広場の目の前には食べ歩きができる飲食店やテイクアウトのお店がたくさんあるので手ぶらで来ても問題ありません。但し、トビが食べ物を狙っているので取られないように注意も必要です。
広場からは東浜が一望でき、晴れている日は三浦・葉山までキレイに見えます。
天気が良ければ朝日も美しく、昼間は青空と海をバックに最高のロケーションで写真が撮れます。ちなみに、この東浜や広場の奥にある江ノ島ヨットハーバーは東京オリンピックのセーリング会場でもあります。
噴水に設置されているブロンズ像は全部で5つです。弁財天が噴水の中央にあり、東洋・西洋の女性像がその周りを囲んでいます。
噴水の周りは腰かけられるようになっているので、江の島観光をした後の休憩スポットとしても憩いの場になっています。
「北緑地広場」の遊歩道でのんびりタイムを満喫!
噴水の先には200m近くある遊歩道があります。ここはウッドデッキにもなっているため、空いている時は寝転んで仮眠を取っている人もチラホラいます。
段差になっている部分はもちろん、最後方はベンチになっているので座って休憩したり、軽食を食べることができます。解放感があるので周りを気にせずのんびりとした時間を過ごせる穴場としてオススメです。
また、ここは釣りスポットとしても有名です。観光地での釣りは禁止されていることが多いのですが、ここは珍しく釣りは禁止されていません。
この日も何人かの釣り人がいました。浮桟橋の近くではクロダイやダンゴが釣れることもあるのだとか。時間や季節によっても釣れる魚が違うので一年を通してのんびりと釣りが楽しめるスポットの一つです。
護岸は底が見えるほど浅いので温度変化が激しく魚の集まりがよくないといったデメリットがあります。しかし、満潮時にはチョイ投げでもシロギス・イチシモなどが十分に釣れるスポットとして釣り師からは人気があります。
ベンチやトイレ・自販機もあるので長時間の滞在も安心!
公園内には男女トイレが完備されており、とてもキレイで快適です。また、湘南大堤防のすぐ近くにもトイレがあるので、公園内のトイレが混雑している時にもここを知っておけば安心ですね。
サイクリングやジョギングで立ち寄った際に手ぶらで来ても、自販機があるので飲み物の調達が手軽にできて便利です。
トイレの近くには日差しがついたベンチもあるので、観光時の小休憩や散歩の途中に立ち寄るにはオススメの場所です。
平日は割と空いているのでのどかな時間を過ごせますが、正月や観光シーズンにはこの近くに屋台も出ているのでベンチの周辺は混雑していることが多いです。
江ノ島は観光地でもあるため賑わっていることが多いのですが、「オリンピック記念公園」や「北緑地広場」はロケーションも良いのでゆっくりと休憩するには絶好の場所となっています。
ぜひ、江ノ島に来た際は訪れてみてはいかがでしょうか。景色も良いので心が安らぐこと間違いありません。
湘南港北緑地広場(オリンピック記念公園)
住所:神奈川県藤沢市江の島1-1
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江の島駅」から徒歩13分