子育てママの強い味方!地元民に愛される「長谷つくし公園」

鎌倉の有名な観光地「鎌倉文学館」のすぐ近くに、小さくて素朴な公園「長谷つくし公園(以下、つくし公園)」があります。

この公園、なんの変哲もないただの公園に見えるのですが、地域の方からの愛され度合いが抜きんでているのです。
そんなつくし公園についてご紹介します。

子育てママにとっても便利!みんなが集う人気の公園

江ノ電由比ヶ浜駅で下車し由比ヶ浜大通りを渡ると、鎌倉文学館へ続く道があります。その道を左に曲がるとすぐに、つくし公園に到着します。

公園の遊具は実にシンプルで、オーソドックスな昔ながらのすべり台に、砂場、かつてはブランコもあったのですが、現在は撤去されています。

なんの変哲もない、ごく普通の作りの公園です。
このような規模の公園ですと、利用する人もまばらだと思いきや、この公園はひと味違うのです。

午前中は、散歩に来る人が立ち寄ってベンチに座ったり、未就園児の親子連れが砂場で遊んだりと、わりと空いていて一般的な公園の風景です。

しかし午後になると、幼稚園を終えた幼児たちとそのお母さんたちがたくさん集まってくるのです。
時には、自転車置き場の自転車が満車になることも!小さな公園なのにすごいですよね。

時には、小学生も数人で集まって遊ぶ姿も見受けられます。

よく、公園に行っても誰も遊んでいなくて子どもとママだけポツン、なんてことがありますが、この公園は子どもたちの姿が多いため、行くだけでなんだかにぎやかで楽しい気分になるのです。

つくし公園にはトイレがありません。
そのため、近くのファミリーマートのトイレを買い物がてら借りることが多いのですが、このファミリーマートには野菜なども置いてあるのです。
つくし公園で子どもを遊ばせるついでに、夕飯の簡単な買い物も済ませて帰宅できる、子連れママにやさしい環境なのです。

明治期の建築!隣に建つ美しい洋館

公園の真横には、緑にかこまれた美しい洋館が建っていて、ひときわ目を惹きます。

これは明治期に建築された旧諸戸邸という建物です。

歴史的価値が高く、今後も行政により保存されていくそうなのですが、なんとつい最近まで「長谷こども会館」として利用されていたのです。

残念ながら、耐震性の問題により2018年に閉館となりましたが、それまでは親子の自由な遊び場としてにぎわっていました。
外で遊びたい子はつくし公園で遊び、室内で遊びたい子は隣の長谷こども会館で遊ぶ、という子育てしやすい環境だったのです。

そのころの名残で、今もつくし公園は親子が集まる憩いの場としてにぎわっているのかもしれませんね。

愛護会による自主的な清掃も!みんなで守りたくなる公園

つくし公園の愛され具合は、単に人がたくさん集まるというだけではありません。
なんと、有志による「つくし公園愛護会」という団体まで存在するのです!

公園の入り口には、つくし公園愛護会による掲示板が設置されています。

愛護会の主な活動は、毎月の公園のそうじ。その掃除の日程が、手作りのポスターで告知されています。

市の公園ですから、もちろん業者による清掃も入るのですが、そのほかにも独自の清掃活動をしているのです。
ごみ拾いや草むしりを1時間ほどおこないます。私も何度か参加しました。

愛護会の清掃活動は、大人だけでなく子どもたちの参加も多いのが特徴です。
小さな子はほとんど遊びながら、小学生の中には大人顔負けで熱心に清掃する子もいました。

清掃しようが遊ぼうがそれぞれの自由で、やりたい人がやりたいだけ活動する、という雰囲気がとてもあたたかいです。
こんな雰囲気なら、気軽に子どもと参加しやすいですね。

どなたでも自由に参加できます。ご興味ある方は、つくし公園入口のポスターを見てみてくださいね。

また、愛護会により黒板とチョークも設置されています。

チョークは子どもたちの大好きなアイテム!人気ですぐになくなってしまいますが、愛護会の方が補充もしてくださっているようです。

これは、他の公園にはなかなかないですよね。ここまで愛されて管理されている公園はめずらしいと思います。

みなさんも、大人にも子どもにも愛されてやまないつくし公園に、一度ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

長谷つくし公園
住所:神奈川県鎌倉市長谷1-11
アクセス: 江ノ島電鉄「由比ヶ浜」駅から徒歩5分