工場直売!茅ヶ崎みやげもたくさん「湘南・冨士美」の萩園本社工場

茅ヶ崎の国道一号線と交差して南北に走る道のひとつに、通称「産業道路」と呼ばれる県道があります。

その県道からすぐのところに、茅ヶ崎の和菓子店として有名な「湘南・冨士美」さんの本社工場があります。

こちらのお店の「かりんとう万十」は夫がとても好きなお菓子なので、今日はそちらをお目当てにお伺いしました。

お店の入り口です。

向かいにはラーメン店があります。アルバックのある交差点を曲がるとすぐなので、とても分かりやすいですよ!

湘南の名を冠するおいしい茅ヶ崎みやげと幻の湘南ゴールドのお菓子

お店の中は、お菓子でいっぱい!

お煎餅コーナーですね。袋入りのものから、贈答用の化粧箱入りのものまでたくさんの種類があります。

私がお伺いした時は、もうすぐ節分という時期でした。かわいい鬼のお面とおたふくのお面付きのお菓子ですね♪

鬼の方は節分豆、おたふくの方はあられでした!かわいらしいので飾っておきたいですね~♪

ばら売りのお菓子コーナーです。

種類が豊富でおもたせにぴったりですね。

「湘南和もんぶらん」は、蜜で煮た黄栗がたっぷり入ったケーキ仕立ての和風もんぶらんだそうです!

先の「湘南和もんぶらん」や「湘南渋皮大栗」などなど、湘南を冠するおみやげがたくさんあります。

そしてこちらは「湘南美人」!

湘南ゴールドという湘南地方、おもに神奈川県西部で生産されている幻の柑橘類があるのですが、そちらを使用したミルク饅頭なのだそうです。とてもおいしそうです♪

「かっぱ徳利」は、茅ヶ崎に言い伝えられている民話の一つですね。

地元の伝説をイメージしたかわいい河童の懐中しる粉なのだそうです。

伝説はどんな話なのかというと、河童の命を助けた村人が、お礼に酒の湧き出る不思議な徳利をもらうというお話です。とてもおもしろい昔話なので、ぜひそちらも機会があれば親しんでくださいね♪

こちらは「茅ヶ崎そだち」というお菓子。

なんと茅ヶ崎産の古代米が使用されています!

こちらは茅ヶ崎市のゆるキャラである「ちがさ貴族・えぼし麻呂」と「波の妖精・ミーナ」がデザインされた「湘南ラスク」です。

こちらも湘南ゴールドが使用されています。

茅ヶ崎ゆかりの江戸町奉行・大岡越前公にちなんだ代表銘菓「奉行最中」

ショーケースにもお菓子がたくさん。

どれもおいしそうで目移りしてしまいます。

レジ前には「茅ヶ崎銘菓・奉行最中」と「かりんとう万十」があります。

奉行とは、茅ヶ崎にゆかりのある名奉行・大岡越前公にちなんだ命名だそうです♪

「大岡裁き」といえば公の采配の公明正大さの代名詞でもあります。

実は、茅ヶ崎市堤地区にあるお寺・浄見寺に越前公のお墓があるんです。そもそも相模国高座郡が大岡家の領地だったこともあり、菩提寺もここにあるのだそう。

公にゆかりの最中ですが、中央にお餅が入ったとってもおいしそうな最中です。こし餡・つぶ餡・ゆず餡の3種類があります!

お店の方がお話してくださったのですが、この時期はいちご大福がとってもおススメだそうです~♪

おいしくて人気とのことで、私がお店へお伺いしたときにはすでに売り切れてしまっていました!次はぜひ食べてみたいです。

「茅ヶ崎そだち」は、古代米・湘南タゲリ米が味わえるお菓子

さて、私は夫の大好きな「かりんとう万十」などを買って帰ってきました~♪

やっぱり甘いものがお家にあるとうれしいですね!

「かっぱ徳利」と「茅ヶ崎そだち」も買いました!

「かりんとう万十」の袋にデザインされているのは茅ヶ崎のシンボル・えぼし岩です。

茅ヶ崎沖にあるほんの小さな島ですが、小津安二郎監督の作品にもたまに登場するとても印象深い島です。

カリカリに揚げられた皮がサクサクでほんとうにおいしいです♪

黒糖と香ばしいゴマの風味が、とても後を引きます。夫は帰省する際に、よく実家の家族にお土産として買っています!

食べる前にトースターなどでリベイクするのもとってもおいしいそうですよ♪

そして天真爛漫「かっぱ徳利」です。

これがとってもかわいいんです♪

かわいくて一目ぼれして買ってしまいました!

中身はこんな感じです♪

懐中しる粉なのですが、最中が徳利の形をしていて周りには河童がデザインされています。

河童の表情が、とても無邪気な感じがしてすごくかわいらしいんですね~♪

そしてこちらが「茅ヶ崎そだち」です。

見た目は普通のお饅頭に見えますが、食べてみてとてもびっくりしました。お醤油味の生地自体がすごく粘り気があってモチモチしているんです。

そこに中身のねっとりとしたごま餡が、またとても合うんです。

生地に練りこまれている「タゲリ米」は、茅ヶ崎市西久保地区にある「湘南タゲリ米の里」
産の古代米なのだそうです。

醤油とごま餡の甘じょっぱさがとてもおいしかったです♪

さて1952年創業の「冨士美」の銘菓をご紹介いたしました。お店の方に教えていただきましたが、こちらの本社工場のほかに、香川と駅ビルラスカにも支店があるのだそうです。

お近くに立ち寄りの際は、ぜひ茅ヶ崎銘菓をご堪能ください!

湘南・冨士美 本社工場店
住所 : 神奈川県茅ヶ崎市萩園2658-18
アクセス : JR東海道線「茅ヶ崎駅」から徒歩約43分
神奈中バス「古川」下車 徒歩4分
TEL : 0120-331-082
0467-82-3310
営業時間 : 9:30~18:00(現在コロナ禍の影響により営業時間短縮中9:30~17:00)
定休日 : 元旦のみ

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。