サムエル・コッキング苑のチューリップ畑✿

江の島の頂上にあるサムエル・コッキング苑。
明治中期に活躍した貿易商サムエル・コッキング氏は、江の島に別荘を構えました。
その後、隣の土地を買い足し庭園を造り、その一角が当時東洋最大といわれた温室でした。
900平方メートルの巨大な温室の基礎には煉瓦造りのボイラー室や貯水槽、貯炭庫があり、ボイラー室で暖められた水蒸気はパイプを通じて各温室へ届けられ、ランやサボテンなどの植物も栽培できたんだそうです。
また、まだ水道の無かった江の島で、雨水を利用できるよう貯水槽が完備されていました。
残念ながら大正12年の震災で倒壊してしまいましたが今でもその一部の遺構を見ることができます。
そんな歴史のあるサムエル・コッキング苑では今チューリップが見ごろをむかえています♪
コッキング氏の目指した和洋折衷の美しい庭園と二万本の色とりどりのチューリップを見に江の島に行ってみませんか?
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藤沢市江の島  最寄駅:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅。

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※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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