猿島が浮かぶ海を眺めながら、横須賀の「三笠公園」をぶらり散歩!

横須賀の三笠公園は、「日本の都市公園100選」や「日本の歴史公園100選」に選ばれた自然と歴史のある公園です。
記念艦「三笠」と東郷平八郎像があることでも知られています。

「よこすか開国花火大会」の観覧場所でもあり、さまざまなイベントがおこなわれている三笠公園をご紹介します!

「三笠公園」は海岸沿いの公園!

三笠公園マップの看板を見ると、奥まで細長い公園です。
公園の半分が海に面しているのがわかりますね。

電車で三笠公園に行くには、京浜急行「横須賀中央駅」からメインストリートである中央大通りを約500メートル歩いていきます。
国道16号線に突き当たって横断歩道を渡り、右手にすすんで三笠公園入口の交差点を左折します。
まっすぐ歩いていくと三笠公園があります。徒歩約15分の場所です。

JR横須賀線「横須賀駅」から行く場合は、横須賀中央・三笠循環バスに約10分乗車して「三笠公園」停留所でおりてすぐの場所です。

三笠公園の入口広場から中央広場

私が伺った日は、朝から濃い霧が出ていた曇り空の日でした。
春のさわやかな青空の下で、桜が咲く三笠公園をお散歩したかったのですが…残念。
太陽がでていない公園は、日焼けや熱中症の心配があまりないので、ゆっくりお散歩できました。

公園に入ってすぐの入口広場には、東郷平八郎像と歴史モニュメントである記念艦「三笠」が見えてきます。
噴水の中央にある東郷平八郎像は凛としていて勇ましい雰囲気ですね。

(写真提供:横須賀市)

晴れた日の東郷平八郎と記念艦三笠の写真はこちら。

噴水の前に「東郷平八郎サイクルスタンド」を見つけました。
記念艦「三笠」を背景にして、自転車にまたがる東郷氏が撮影できるそうです!

自転車の停め方の説明があるので、自転車で来られた場合はチャレンジしてみてください!

中央広場の近くには「蒸気機関車」が見えます。
こちらの蒸気機関車は貯水槽になっていて100トンの水を蓄えています。
市民1万人に1日3リットルの水道水を3日間程度供給できるとのことです。

三笠公園の芝生広場から壁泉中央広場

こちらは芝生広場にある「野外ステージ」です。
海の方に向かって造られたオペラハウス型で、「高校生DANCE&MUSICライヴ」などの音楽イベントがおこなわれているステージです。

(写真提供:横須賀市)

今、人気スポットになっている「猿島」が見えます。
猿島に渡るには、三笠公園の横にある三笠ターミナル/猿島ビジターセンターから猿島行きのクルーズ船が出ています!

芝生広場の手前には、横須賀市制施行80周年を祝賀して作られた歌碑があります。
1日4回、團伊玖磨氏が作曲した、合唱と管弦楽のための組曲「横須賀」が流れます。

歌碑の裏側には、組曲「横須賀」の楽譜があります。
海を眺めて、曲を聴きながら、芝生広場でのんびりくつろぐことができますよ!

芝生広場からさらに奥へすすむと、公園の一番奥に壁泉があります。
一番高いところに鯉のぼりが泳いでいました!

壁泉の高い場所から公園を見下ろすと、公園の広さがわかりますね。
以前は音楽噴水池がありましたが、設備の老朽化により令和5年7月で廃止されました。

季節ごとに咲くお花がいっぱい!

伺った4月上旬は、せせらぎの小道の「オオシマザクラ」が満開でした!
オオシマザクラは横須賀市の木に指定されていて、やや大きめの白い花が特徴です。

公園のいたるところに色とりどりのお花が咲いていました。
紫色の「スイートアリッサム」が小さくてかわいいですね!

春のお花「チューリップ」もいたるところに咲いていました。
公園内の花壇はボランティアの方々と一緒に手入れをしているそうです。

横須賀というと海軍カレーが知られていますが、今年の4月~5月は初のラーメンイベント「よこすかラーメン艦隊」が公園でおこなわれていました。
たくさんの人が来場してにぎわっていました!

三笠公園は「水と光と音」をテーマとした公園。
横須賀のさわやかな潮風を感じながら、のんびりお散歩にオススメのスポットです。
ぜひ訪れてみてください!
(協力:横須賀市、横須賀市観光協会)

三笠公園
住所:神奈川県横須賀市稲岡町82
アクセス:京浜急行「横須賀中央」駅から徒歩約15分。
JR横須賀線「横須賀駅」から横須賀中央・三笠循環バス「三笠公園」下車すぐ。乗車時間約10分
電話番号:046-824-6291
開園時間:4月-10月 8:00-21:00
11月-3月 9:00-20:00
休園日:なし(園内施設は営業時間、休業日あり)
入園料:無料

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。