天神山と言われ205段の階段を登りきった先にある北野神社。
タイムスリップしたような雰囲気が伝わります。
鎌倉市山崎といえば、古戦場でもあり、世界遺産の寺院などで名高い庭園を数多く手掛け、鎌倉の花の寺として知られる瑞泉寺の庭を設計した「夢窓疎石(むそうそせき)」が、京都の大山崎にある宝積寺と天神をここに写し建てたのが地名の由来といわれています。
寛政9年(1798)にはには祭日や神楽など定められ、現在も受け継がれているその例大祭のある今日、釜で湯を煮えたぎらせ、その湯を参列者に撒き、無病息災や五穀豊穣願う’湯立神楽’が行われました。
余談ですが、天神山の裏山にはかつて温泉旅館があったとのこと、さらにその湯は戦の傷を癒したとされ(頼朝の隠し湯)ともいわれていたそうです。
まだまだ、知らないことがたくさん鎌倉の知られざる歴史を垣間見ることができました。
鎌倉市山崎 最寄駅:湘南モノレール「湘南町屋」駅。
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