鎌倉、扇ガ谷(おおぎがやつ)の谷戸にある海蔵寺の梅が見ごろを迎えています♪
鎌倉駅東口を出て、海蔵寺までは徒歩で約15分とちょっとした距離ですが実はあまり知られていない見所がいくつか点在している歴史ミステリーならぬ、ちょっとした探検家気分を味わえる小路があるのです。
’鎌倉’といえば言わずと知れた鎌倉時代(1185年頃-1333年)の歴史的建築物、神社仏閣を訪ねる旅が一般的ですが、この鎌倉駅東口から海蔵寺までの道中には戦前戦後の近代史を支えた三菱財閥関係の別荘があり、またその別荘をめぐるやり取りの歴史を見ることができる建物がまだ残っているのです。
鎌倉三大洋館の一つ、日本で最初のレーサーである故古我信生邸は三菱銀行の重役だった荘清次郎の別荘として大正5年に建てられその後、浜口雄幸や近衛文麿なども別荘として利用したのだそうです。
またその近くには三菱財閥発展の祖、岩崎小彌太の別荘地だったところがあり、その後ポマードの柳屋本店の創業者一族外地家や旺文社創業者一族赤尾家に買い取られたりするなどした旧料亭「指月庵」を含める広大な敷地があります。
一時代を築いた先人達もこうして春には梅を愛でてその香りに日々の喧騒を忘れていたのでしょうか。。
鎌倉市扇ガ谷 最寄駅:JR横須賀線「鎌倉」駅。
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